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「シャコタン&シャコアゲ」したら気をつける場所とは? 愛車を壊すこともあるので要注意!

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

リフトアップ車にとって厄介な駐車場の車高規制

 続いてSUVや軽バンでも人気が高まっているリフトアップについて触れたい。ローダウンは下方向への注意が必要なのに対し、コチラは高さ制限のある駐車場や鉄道の高架下が鬼門だ。一般的なタワー式の駐車場ならはじめから停めようと思うこともなく、自分が気付かなくとも誘導のスタッフに制止されるため問題ないだろう。

 ただし、商業施設に隣接している自走式の立体駐車場は、高さの制限が平均2~2.5mといった施設が多く、リフトアップ量によっては接触してしまう。高架下も交通量の多い幹線道路であれば心配することはないが、場所によっては制限高が2mに満たないケースも十分にあり得る。リフトアップしたピックアップトラック

 リフトアップしただけならギリギリ通過できるかもしれないが、この手のクルマはルーフラックやキャリアを装着していることも多いだろう。装着したことを忘れて、以前はセーフだった高架下をくぐり抜けようとした際、ガッツリぶつけて車体にまでダメージが及んだなんてシャレにならない事態だ。

* * *

 ローダウンにしろリフトアップにしろ車高が変わることにより、通れない道や駐められない駐車場が増えてしまうことになる。クルマを壊さないためにも生活圏内のリサーチは入念にしておくことはもちろん、車内から簡単に車高調整ができるエアサスやハイドロサスではない限り、過度なローダウンやリフトアップはそのリスクが高まることを熟知しておきたい。

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  • VMG型レヴォーグのローダウンスタイル
  • エアサス仕様の30アルファード
  • リフトアップしたピックアップトラック
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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