ランボルギーニとドゥカティのコラボ第2弾
スーパースポーツブランドであるドゥカティとランボルギーニがタッグを組んだ限定スーパーネイキッドバイク「ドゥカティ ストリートファイター V4 ランボルギーニ」が登場。ウラカンSTOをオマージュしたスタイルが魅力の630台+63台の限定モデルだ。
ウラカンSTOのカラーリングやスタイルをドゥカティ流に表現
ランボルギーニとのコラボレーション第2弾となる今回は、ドゥカティのネイキッドモデル「ストリートファイターV4」をベースに、公道最速仕様「ウラカンSTO」からインスピレーションを得たという仕立て。
「ドゥカティとランボルギーニに共通する究極のパフォーマンス、スポーティでエクスクルーシブな価値を完璧に体現した」とうたうこのモデルは、630台の限定生産だが、630台というのは、ランボルギーニの創業年(1963年)を表す63にちなんだ数字とのことだ。
ベースとなるストリートファイターV4は、モトGPなどを戦うドゥカティ コルセが培ったテクノロジーをフィードバックしたストリートモデル、「パニガーレV4」のネイキッドバージョン。パニガーレV4からフェアリングを取り除き、高くワイドなハンドルを装着している。エンジンは最高出力208ps・最大トルク123Nmを発生する1103ccのV型4気筒を搭載する。
ドゥカティ・スタイルセンターはランボルギーニのチェントロ・スティーレ(スタイルセンター)と連携し、バイクの上部を再設計。フロントフェンダーはウラカンSTOのバンパー/ボンネット/フェンダーをカーボン一体成形としたコファンゴのエアダクトから着想を得たデザインに。ウイングやカバー類などには、ランボルギーニのスーパースポーツと同じカーボンが用いられている。
630台+63台の限定スーパーネイキッド
最大の特徴は、ウラカンSTOのイメージカラーのひとつであるグリーン系の「Verde Citrea」とオレンジ系の「Arancio Dac」を組み合わせたカラーリングだ。さらに、象徴的な「63」を大胆にあしらい、アンダーカウルにはウラカンSTOのロゴが配されている。また、シートにもウラカンSTO同様にボディ同色のハイライトが入れられた。
さらに、この630台に加え、「ストリートファイター V4 ランボルギーニ・スペチアーレ・クリエンティ」が63台限定で製作される。こちらはランボルギーニオーナーのみを対象に、オーナー自身の愛車とまったく同じボディカラーとホイールで仕立てるというもの。シートは4種類から選択することができるという。
なお、両モデル購入者のみの特典として、この限定モデルのボディカラーやデザインを取り入れた限定バージョンのヘルメットやレザースーツ、ジャケットをオーダーすることができるそうだ。
価格や日本導入時期などは未定ながら、イタリアンスーパースポーツブランドがコラボレーションしたスーパーバイクだけに人気になること間違いなし。気になる方はドゥカティもしくはランボルギーニのディーラーに問い合わせてみてはいかがだろうか。