つねにトップ10内のポジションを維持するものの……
一方「#16 LiUNA! TOYOTA TUNDRA」のテイラー・アンクラム選手は、予選で19番グリッドを獲得。そしてスタートから7 周目までにトップ 15までポジションを上げ、最終的には12位で第1ステージを終える。
そのステージコーションではピット作業でフルサービスを受けながらも、チームはアンクラム選手を2ポジションアップさせる。そして16号車は9番手から第2ステージを開始した。ここから41周目までに16号車は7番手に浮上し第2ステージのチェッカーを受け、ここでステージポイント4点を獲得する。
65周目の最終ステージのリスタートには7番手から臨み、レース終盤の104周目にグリーン下でピットストップするまで、つねにトップ10内のポジションを維持。しかしこの最後のピットストップに時間がかかり、さまざまなピット戦略によりポジションが入り乱れるなか、131周目に、リードラップに戻ったものの14位でフィニッシュするにとどまった。
服部茂章チームオーナーは「16号車、61号車ともにレースでは素晴らしいスピードを発揮しました。気温が高かった予選ではマシンがスライドしてタイムが縮まりませんでしたが、レースのスタートとともにスピードが上がり、アンクラム選手は4位まで順位を上げて優勝を目指しました。しかし最後のピットストップでジャッキにトラブルが出てタイヤ交換に2秒ほど余分な時間が掛かってしまいました」
「給油後のピットからの発進時にエンジンストールを起こしてしまい、14位まで順位が下がってしまいました。パーディ選手も8番手で最後のピットストップを迎えましたが、ピットロードでスピードペナルティを起こしてしまい2周遅れと25位まで順位が下がりました。今年はあと少しのところで歯車が噛み合わず優勝出来ていませんが、残り4戦も優勝を目指して全力を尽くします」とコメントした。