長年レジャービークルを手がける5社が手がけることに
ステランティス ジャパンはフィアットのベストセラー商用車「デュカト」の、国内販売ネットワークを担う5社との正規販売代理店契約締結を発表した。
ロングは全長約6m、3種類のボディタイプを用意
2022年のジャパンキャンピングカーショーで、まずは国内へのキャンピングカーのベース車両として導入することが発表されているデュカト。そのため今回の5社は、車両架装を専門とする4社と、既存の正規ディーラーながら長年レジャービークルを手がけてきた1社となっている。
その5社は以下の通り。ホワイトハウス(愛知県名古屋市)、アールブイランド(茨城県常総市)、岡モータース(香川県高松市)、トイファクトリー(岐阜県可児市)、ナッツ(福岡県遠賀郡)。
正規販売代理店はCI基準に則ったショールームとワークショップを整備、順次配車される予定となっているデュカトの架装を進めていくとのこと。車両は2023年2月の開催される予定の「ジャパン キャンピングカーショー2023」にてお披露目される予定となっている。
商用車としての日本参入も予定!
デュカトは商用車部門のフィアット プロフェッショナルが手がける欧州で人気の商用車。2020と2021年には欧州の小型商用車ベストセラーモデルにもなっている。
最高出力180hp・最大トルク450Nmを発生する2.2L 直4ディーゼルターボに9速ATを組み合わせる。先進安全装備は乗用車に準じた機能を装備、衝突軽減ブレーキやレーンデパーチャーウォーニング、クルーズコントロールなどを備えた。また、デジタル・ルームミラーも採用されている。
2022年モデルとして導入されるのは、標準タイプの「L2H2」(全長5413×全幅2050×全高2524mm、キャビン全長3120mm)、ロングホイールベースの「L3H2」(全長5998×全幅2050×全高2524mm、キャビン全長3705mm)、さらにハイルーフ仕様の「L3H3」(全長5998×全幅2050×全高2764mm、キャビン全長3705mm)の3種類。ちなみに、未架装ベース車両の価格は469万円〜となる。
なお、今後はキャンピングカーなどの架装車両だけでなく、商用車としても国内参入を予定しているとのことだ。