凸凹のボディフィニッシュは「3次元鈑金」?
むっさんの走りは相当ハードなようで、オフロードを走行中に転倒水没しエンジンを載せ替えたほか、FRPトップのサイドガラスをヒットして破損(パーツは全て出てきたそうだ)、このイベントの直前にも沢でウインカーがもぎ取れて交換など、修理歴は多数。カスタム&修理でこれまでにかかった費用は、本人いわく1000万円を超えているかも、とのこと。ただし、これまでボディの修復歴はないという。
27年修復歴のないボディはどのようなものかとクルマをひとまわりしてみると、明らかにさまざまな箇所に凹みなどが見て取れる。ボディ修復歴なし……? つまりはボディ関係はヒットしてもそのままにしてあるということ。そしてその凸凹の跡が「3次元鈑金」という表現になっているようだ。このあたりは、トライアル競技や本格的オフロードを走っているオーナーならではということだろうか。
「じつはボディは直したいとも思っているのですが、どうせまたぶつけてしまうので(笑)。それ以外はよく走るし、通勤にも使ってるのですが普通に乗っている分には壊れないクルマなんですよ。エンジンの熱ダレなどもなく、普通に林道を1日600kmとか走ってくれます。もう27年くらい乗ってますが、自分かクルマ、どっちかが死ぬまで乗り続けようと思ってます」