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日産「フェアレディZ」祭りはホビーの世界にも波及! 「第60回全日本模型ホビーショー」で分かった旧車ブーム

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TEXT: AMW編集部  PHOTO: AMW編集部

京商

 ミニカーからラジコンまで展開する京商は見どころが満載だった。注目は同車オリジナルブランドの1/12スケールのランボルギーニ カウンタックLP500R。2012年に発売されているが、さらにディテールアップを図り再登場となった。フロントフード、リトラクタブルヘッドライト、ドア、エンジンフード、トランクが開閉する。価格は7万9200円。

 同じく1/12スケールでは、未塗装の状態で展示されていたランボルギーニ ミウラSVRが参考出品されていた。迫力のあるビッグスケールは、スーパーカー好きの心を鷲掴みするに違いない。モデルカーの横にはカウルが展示されていたが、まるでランボルギーニのポロストリコを再現したかのようなディスプレイだった。このまま発売してほしいと思ったマニアも多いはず。こちらも、いまから発売が楽しみな1台。

 ほかにも1/18スケール ダイキャストモデルには、ランチアラリー037にニューカラーバリエーションが追加。トティップカラーを纏うマシンは1985年エルバラリー#3(2万6400円)、エッソカラーは1985年タルガ・フローリオ#3(2万6400円)、マルティーニカラーは1985年サファリラリーに出場した#8(2万7500円)マシンをリリース。トヨタ・ランドクルーザー40ピックアップのファッショングリーンとオリーブの2色が追加され2万5300円、BMW2002ターボもシルバーとホワイトが12月に発売予定となる。

 ランチア ストラトスやシェルビー コブラ427S/Cなども、カラーやバリエーションを増やし続々展開予定となっている。

 KYOSHOといえば1/18スケールのsamuraiシリーズも忘れてはいけない。11月発売予定の日産GT-Rは、2021年に限定として発売されたプレミアムエディションT-Specが追加。ボディカラーはミッドナイトパープルとミレニアムジェイドの2色となる。価格は2万2000円。

 会場では何気なく置かれていたが、絶賛開発中の1/18スケール スバルインプレッサ555 1995年モンテカルロ仕様とトヨタ セリカGT-FOUR(ST165)1990サファリも参考出品として展示されていた。未塗装の状態はなかなか見られないので貴重だった。こちらも発売が待ち遠しい。

ハセガワ

 最後に紹介するのはハセガワのプラモデル。実車を余すことなくスキャンしたという1/24スケールのミニ クーパー 1.3i(1997)が展示されていた。完全新金型で再現されたモデルをチェックすると、足まわりや車体構造にこだわっており、組み立てる際に実車をレストアしているような感覚が味わえるという。内装の作り込みにも注目をしたい。オリジナルモデルを追求したという同製品は10月末に3190円で発売予定だ。

 また同ブースには、ミノルタ トヨタ91C-Vも完全新金型で登場。キットはJSPC第3戦全日本富士500マイルで優勝したマシンをモデル化した。外装からコクピット内部に至るまで精密に再現しているというのだから、マニア必見! こちらは12月中旬に発売予定で3740円となっている。

 かつては実車を購入できないからホビーのクルマを集めた人も多いはずだ。新型コロナウイルスの影響もあり、ステイホームの影響でミニカーコレクションという世界にどっぷりとハマったという人も少なくはない。そうしたファンのために日夜、新作を開発するホビーメーカーにさらなる期待を持たずにはいられない。

※画像はすべて試作品です。製品版とは異なる箇所あります

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