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「ラングラー」の先駆けとなったアメリカン「ジープ」のレストア車がクール過ぎる!! JKラングラーから「CJ-7」に乗り換えた感想は?

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔/Stellantis

レストアに合わせてモダンなツートーンカラーに

 当時のジープというとベージュや赤、白などのボディカラーを思い浮かべる人が多いはず。いぶさんのCJ-7は、そんなステレオタイプからかけ離れたボディカラーだが、最近のSUVなどで人気のグレーでペイントし、トップはブラックという渋いカラーコンビネーションを採用している。じつは前オーナーが徹底したレストアをしており、その際にこのカラーコンビネーションでリペイントされているそうだ。ダークなボディカラーだが、フロントグリルは全体がクロームメッキ加工され、軍用車にルーツを持つ車両らしからぬ華やかな雰囲気となっている。

乗用車としての進化がラングラーへと連なってゆく

 CJ-7の内装は質実剛健な三菱ジープとは異なり、アメリカらしく豪華かつ機能的な内容となっている。左右のシート間にはセンターコンソールが設置され、ダッシュ上部は衝突時の衝撃軽減のためのパッド素材となるのも大きな特徴だ。

 このようにCJ-7は、ジープを乗用車として使うために大きく進化を遂げていることが分かる。この後、戦後から続いた「CJ」シリーズは、1987年に四角いヘッドライトの初代(YJ型)ラングラーにバトンタッチ。ワイルドなSUVとしてアメリカで大人気となるのである。

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