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三菱「デリカD:5」をちょうどいいアウトドア仕様に! キャンプからお買い物まで1台ですべて使えます

タウンユースからちょっとしたキャンプまで多岐にわたって使える「デリカD:5クルーズ」

三菱「デリカD:5」は唯一無二の存在

 ヘビーデューティに使用でき、タフなミニバンとして人気の三菱「デリカD:5」。クロカン4WDに匹敵する悪路走破性とミニバンならではの広くて快適な居住性の両面を持つ贅沢な作りは唯一無二。釣り、スキー、キャンプを楽しむアウトドアマンから絶大な支持を得ている。

 そんなデリカD:5をキャンパー仕様にしたらもっと家族が喜ぶクルマになるはず。こんな発想で作られたのが、ケイワークスの新型「デリカD:5クルーズ」だった。

ハードすぎない、ほどよいオーバーランダースタイル

 日本はおろか世界で話題になっている「今どきのカッコいいスタイル」がオーバーランダーだ。広大なフィールドをクルマとキャンプを組み合わせて旅をする。そんなワイルドなアウトドアライフに憧れを持つ人達が急増中だ。

 実際に行動に移せなくとも、オーバーランダーの作り込まれた雰囲気が好きというユーザーも数多く、それが現在のクロカンブームに繋がっている。

 今流行のオーバーランダースタイルを意識し、普段使い出来て、休日は子供達を連れてアウトドアを楽しみたい。そんな欲張りな人達に向けてケイワークスが提案する新型デリカD:5クルーズは、ファーストカーでありつつ、休日はこれ1台でアウトドアも楽しみたいというアクティブなオーナー向けのクルマとしてお薦めだ。

 愛知県豊橋市のキャンピングカーメーカーとして知られるケイワークスは、普段から使えるサイズのキャンピングカーをコンセプトに掲げるメーカーとして知られている。しかもケイワークスが手がけるキャンピングカーは、立体駐車場対応の車高2.1mをクリアするモデルに特化している。

 そのため、どうしても狭くなる車内空間をポップアップルーフで解消させ、必要に応じて作り出せるゆとりの空間の中でアウトドアを満喫するスタイルを確立させた。

お買い物や子どもの送り迎えにも使える

 今回紹介するデリカD:5クルーズについては、国産車で唯一、独自のラダーフレームを持つオフロード走行可能なミニバンに流行のワイルドキャンパーらしさを掛け合わせたオーバーランダースタイルの1台だ。

 エクステリアについては4WDパーツメーカーとして有名なJAOS製のアイテムを使ってコーディネイト。前後にバンパーガードを装備し、サイドはステップラダーを装着。オフ車としての雰囲気を盛り上げるオーバーフェンダーやホイール、オフロードタイヤ等のカスタムを施し、タフに遊び尽くす雰囲気を高めている。

 内装については、純正のセカンドシートを取り外し、独自開発した可変式二つ折りREVOシートをセット。前向き、後ろ向きのシートアレンジが可能になり、完全に寝かせて広げるとフルフラットベットも簡単に作り出せる。

 また、ポップアップルーフはガスダンパー式なので、軽く力をかけるだけで展開が可能。ベッドボードは大人2人就寝可能で、耐加重も200kgの強度を確保している。

 キャンピングカー仕様として気になる電装系については、ケイワークスオリジナルのリチウムイオン「Mevius」システムを搭載。邪魔になるサブバッテリーはクルマの外側、フロアの下に専用ボックスを作って収めているのが面白い。室内に余分な出っ張りがなくなり、荷室がスッキリして荷物の出し入れを楽にできる点にも注目したい。

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 マルチビークルとして魅力的な性能を持つデリカD:5をアップグレードさせ、使い勝手と活躍の幅をさらに広げたケイワークス デリカD:5クルーズ。先進技術に加えて安全性、走破力、運転のしやすさ、そして就寝能力まで備わった1台は、まさにオールラウンダーなレクリエーショナルビークルの代名詞と言えるだろう。

 本格的なキャンピングカーは必要とせず、ファーストカー兼ちょっとした遊びに使えるクルマ、そんな1台を探しているオーナーにとっては、まさに打ってつけの候補車になるはずだ。

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