働くクルマとしてのカッコよさ
クルマのカッコよさは、見た瞬間に伝わってくるもの。なかでもカスタムカーの世界では、それがとても強く現れる傾向がある。今回紹介する塗装・内装業を営む「ともさん」の200系トヨタ・ハイエースは、まさしくそうした1台だ。
エアロパーツをブレンドして装着
仕事兼ドレコン用として製作したというともさんのハイエースでまず注目してもらいたいのは、フロントフェイスの作り込みと1BOXでありながらもオーバーフェンダーを装着させた点だろう。
ボディカラーは自衛隊指定の軍用グリーンにオールペンし、フロントとリヤバンパーはS.A.D Custom Japan製のキットを装着。サイドステップとオーバーフェンダーはT-STYLE製をセットしている。
個性的な外観は、ワンオフエアロのように見えるが、装着している外装キットは市販品ということ。ただ、よりメリハリを効かせるために、各装着パーツに陰影を付けているのがポイント。この処理によって迫力が増しているのだ。また、ヘッドライトにも加工を加え、プロジェクター仕様としたことで、その表情に凄みが加わった。
オーナーのともさんはランボルギーニに憧れており、ランボルギーニのテイストをハイエースで表現したとのこと。たしかにフロントバンパーの処理などは、アヴェンタドールSのテイストが感じられる。しかし仲間たちからは、機動戦士ガンダムに登場するモビルスーツ「ザク」にしか見えないと言われているとのこと。たしかにランボルギーニよりもザク仕様と表現したほうがぴったりの雰囲気だ。