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【トータル1万4000馬力】ランボやフェラーリは当たり前!? ハイパーカーの特別展示が「ピーターセン自動車博物館」で開催中

モロッコで1999年に創業した「Laraki」からは「Sahara」が展示される

LAに行くなら絶対に立ち寄りたい

 そろそろ海外に旅行に出かけてみよう、それもアメリカのカリフォルニア州、とくにロサンゼルスを中心に旅行を計画しているという人に、とても魅力的な情報をお伝えしようと思う。

 細かい場所はガイドブックなどで目安をつけていただきたいのだけれど、ロサンゼルスのミッド・ウィルシャーエリアのウィルシャー・ブールバード通りとサウス・フェアファックス通りの交差点の角に、突如として現れる奇抜な建物がある。聞くところによれば、六本木ヒルズの森タワーと同じく、建築設計事務所のコーン・ペダーセン・フォックスが設計を担当した建物だというのだが、その話はここまで。なぜなら大切なのはその展示物にあるのだから。

北米屈指の自動車博物館

 一風変わった外観の建物は、「ピーターセン自動車博物館」。その名のとおり展示物のメインとなっているのは自動車だ。1994年にホットロッドマガジンのオーナーである、ロバート・ピーターセン氏によって設立され、2015年12月にリニューアル・オープン。今ではその展示車両の数では世界最大の規模を誇る自動車博物館として、地元カリフォルニアのみならず、世界の自動車ファンにも広く知られる存在となった。

 このピーターセン自動車博物館が、つねに多くのゲストを集める理由は、いわゆる常設展のほかに、さまざまな特別展を開催してくれることにある。例えば日本車の特別展であったり、各国の国家元首が使用した車であったりと、企画展示はさまざまなジャンルに及び、それが多くのゲストをリピーターとしてこの博物館へと呼び戻すのだ。

世界中のあらゆるハイパーカーが一堂に

 先日始まった特別展は、「Allure of the Extreme」(過激なものの誘惑)というタイトルを掲げた、ハイパーカーをテーマとしたもの。

 この特別展のために同ミュージアムは新たに14台のハイパーカーをメーカーやオーナーから迎え入れ、2023年5月14日のクローズまで約30台のハイパーカーが入れ替わる、壮大な特別展を計画している。

 実際の展示車両の一部を紹介しておこう。

・フェラーリ「FXX-K Evo」
・ハイぺリオン「XP-1」
・パガーニ「ゾンダ・トリコロール」
・ゼンヴォ「TSR-S」
・ブガッティ「シロンPur Sport」
・ポルシェ「918スパイダー」
・マクラーレン「エルバ」
・ランボルギーニ「シアンFKP 37」

 そして、ケーニグゼグからは「ジェメーラ」、「レゲーラ」、「One:1」の3台が展示される予定となっている。今回の展示でのハイパーカーのトータルのパワーは、1万4000馬力。はたして30台のハイパーカーが出揃った時のトータルのパワーはどれだけの数字になるのだろうか。

■PETERSEN AUTOMOTIVE MUSEUM
・所在地:6060 WILSHIRE BOULEVARD, LOS ANGELES, CA, 90036, UNITED STATES
・入場料:当日 大人19ドル/子供12ドル/シニア(62歳以上)17ドル
・開館時間:10:00~17:00

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