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話題の日産新型「フェアレディZ」に走り屋も注目! チューニングベースとしての実力をプロが考察

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 日産自動車

サーキットで気持ちよく走りを楽しめること間違いなし

 ということで、RZ34はドリフトにもサーキットにも使いやすいはず。ドリフト競技という意味ではなく、容易にテールスライドからのカウンターステアができれば、ちょっとした広場やミニサーキットでも低速でモータースポーツが楽しめる。低速だからリスクも少なく、誰もが楽しみやすい。

 普段乗りは圧倒的パワーで、とりあえず発進して4速にでも入れておけば、オートマ感覚で乗れるだろう。しかも、Z34に採用されたシンクロレブコントロールは継続されているので、シフトダウン時には勝手にエンジン回転数をアップしてくれて、シフトダウン時も楽々。極めて乗りやすい本格スポーツに仕上がるはずだ。

6速MTのシフトレバー

 あとは電子制御と仲良くなれるかだけがキーポイントになるだろう。Z34ではABSが気難しく、スポーツ走行では扱いにくかった。それが今回どのような仕上がりになっているのか? 姿勢制御系の電子制御もカットか、それに近い状態にできるのかが、スポーツカーとして楽しめるかの判断材料になるだろう。

 そのあたりの不満は日産も把握していたはず。であれば、もしその声が反映されていれば、相当に面白いスポーツクーペが登場したということになるだろう。

12
  • 6速MTのシフトレバー
  • VR30DDTTエンジン
  • 新型フェアレディZのイメージカット
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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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