愛犬向けアイテムも豊富な「ホンダ・フリード/フリード+」
シエンタとともにアウトドアシーン、車中泊を盛り上げてくれるのが、ホンダ・フリード、そして2列シート仕様のフリード+だ。
内外装のドレスアップパーツ、ユーティリティアイテムの用意はもちろん、アウトドアシーン、車中泊に対応するマルチボード、ユーティリティフック、ルーフラック(室内側)、スライドレールシステム/クロスバー、プライバシーシェード(全周カーテン)、車内を簡単にベッドルームに変身させられるラゲッジクッションマット(W約123×L約180×H約3cm)、車体後部をマイルームにし、着替えなども行えるテールゲートカーテン(というか簡易テント)などまで揃っているのである。
これは軽キャンのベース車両としても重宝されているN-VANも同様だ。さらにホンダ車の場合、愛犬家のための純正アクセサリーとしてHonda DOGシリーズまで揃っているのだから、もう完璧。アフターマーケットのアイテムいらず(!?)なのである。ほとんどが車種専用品のため、ジャストサイズ、かつ保証付きで手に入るところも大きな魅力となる。
車中泊もテレワークもOKなアレンジが魅力の「スズキ・スペーシアベース」
最後に紹介するのは、2022年8月に発売されたばかりのスズキ・スペーシアベース。4ナンバーの商用車でありながら、N-VANよりもさらに一般ユーザー、というか、アウトドアや車中泊に向けたユーティリティカーである。
内外装のドレスアップ、ユーティリティアイテムはもちろん、カーテン&タープキット、プライバシーシェード(貼り付け式カーテン)、車内のフルフラットアレンジ時に、フロア面をよりフラットにして寝心地のいいベッド化を実現するリラックスクッション。そしてブランケットクッション、AC100V/100Wパワープラグ、さらに車外の電源(オートキャンプ場の電源供給設備など)と接続してAC100V/1500Wまでの電源を車内にスマートに取り込める外部電源ユニット(4万8950円)まで用意したのである。
これはもう、秀逸なシートアレンジ性とともに、アウトドア、車中泊に使って下さい!! と宣言しているようなものである。結果、スペーシアベースはアウトドアや車中泊だけでなく、移動できるテレワーク用のマイオフィスとしても大活躍してくれることになる。そんなスペーシアベースに「純正アクセサリー、ディーラーオプション大賞」を授与したいぐらいである。