レクサス「LS」がマイナーチェンジ
レクサスは2022年10月、フラッグシップサルーン「LS」の一部改良を発表した。今回の改良では最新マルチメディアの採用や予防安全技術の機能拡充を中心に、車両性能を進化させている。
最新マルチメディアシステムでさらに使いやすく
新たに搭載された最新マルチメディアは直感的な使いやすさを追求、ナビや車両設定などの各種メニューの選択スイッチを常時アイコン表示し操作性を向上させている。
また、タッチパッドやCD/DVDプレイヤーの廃止にともない、インパネやコンソールの形状、スイッチ類のレイアウトを最適化し、使用頻度の高い機能のスイッチをコンソール上に配置することで使い勝手が高められている。スマホホルダーやUSB Type-Cコネクターを増設したのもポイントだ。Apple CarPlayは従来からのUSB接続に加え、Wi-Fiによる無線接続にも対応しさらに使いやすくなっている。
音声認識機能は、ディスプレイのマイクアイコンやあらかじめ設定された言葉で呼びかけることで起動することができるようになった。また、ナビは先読み情報案内サービスである「エージェント+」に対応。これは目的地を設定していなくても走行履歴から経路を予想して、事故、渋滞、天気、残燃料の案内を知らせてくれるというサービスだ。
今や多くのモデルで採用されている、車外からのスマートフォンでの操作もできるように。専用アプリ(My LEXUS)を用いることで、乗車前にエアコンを始動しておけるリモートエアコン、マイカー始動ロックなど便利な機能が利用できるようになった。マイカー始動ロックはワンタッチで始動ロック/解除ができるセキュリティサービスで、盗難などを防いでくれる機能だ。
予防安全技術も機能を拡充し、パノラミックビューモニターにより運転席から見えにくい車両周辺の状況を確認できるように進化している。