レクサスならではの走り味はさらに深化
乗り心地や操縦安定性はさらに向上している。ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を目指すレクサスならではの走り味「Lexus Driving Signature」をさらに深化させるべく、サスペンションをチューニング。リアサスペンションメンバー取り付け部のブレース形状を変更することで剛性を高めている。
なお、2021年6月に販売された限定モデル「HIDEKI MATSUYAMA EDITION(ヒデキマツヤマ エディション)」に装着され好評を博した、切削光輝+ブラック塗装の20インチアルミホイール(245/45R20ランフラットタイヤ&ノイズリダクションアルミホイール)をオプション設定(Fスポーツ以外)している。
ちなみに、「HIDEKI MATSUYAMA EDITION」はLS/LC/RXに各10台限定で販売された特別仕様車。レクサス所属のプロゴルファーである松山氏のメジャー初制覇を記念したモデルであった。内外装色の専用コーディネートが施され、松山氏のサインやシリアルナンバープレートなどを装備。加えて、松山氏のレプリカキャディバッグが特典として用意されていた。
2021年に高速道路や自動車専用道路での運転をサポートする自動運転レベル2相当の運転支援機能「アドバンストドライブ」を一部グレードに採用しているLS。こちらのシステムでは、走行中に周辺車両の動きに配慮し他車の死角領域を走行し続けないように減速制御する機能が追加された。また、車線変更支援を行うことのできる状況の拡大や、合流地点での低速走行や前方車両との接近時にドライバーに注意をうながす表示とブザーが採用されている。
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レクサスブランド創設当時の1989年にアメリカで発売され、フラッグシップとしてレクサスの礎を築いてきたというLS。「常にイノベーションの精神を貫き、その時代に新たな技術や価値を提供することで変革を起こすクルマ」と位置づけられたフラッグシップサルーンは、レクサスの原点である静粛性や乗り心地、独自の乗り味はもちろんのこと、車両性能の全方向で進化と深化を続けている。