Cd値はノーマル比7.2%向上
最終的にブラバスのエアロキットを装着し、車高を自社製のスーパーエクストラ・モジュールの組み合わせで、フロントで最大15mm、リヤで20mmローダウンすることに成功したブラバス。ホイールの選択もじつにワイドな設定で、20インチから22インチまで数タイプが用意されるが、22インチ径の「モノブロックM」を装着して行なった風洞実験では、フロントアクスルのリフト量は100%の低減。注目のCd値もノーマルのEQSを7.2%上回る結果を残すことに成功したという。
リヤエンドにはディフューザーとスポイラーが装備されるほか、リヤホイールアーチの前方にはエアディレクションエレメントを装着。これもまた空気の流れにポジティブな効果を与えるよう設計され、結果リヤのリフト量は最大で40%低減したという。
ブラバスではもちろん、EQSのすべてのモデルのインテリアを、オーナーの希望どおりにカスタマイズすることも可能だ。アンビエントライトと同調して色調が変化するブラバスのロゴ入りスカッフプレートや、アルミニウムもしくはカーボン製のペダル、高品質のフロアマット、さらにはファインレザーを使用したインテリアなど、カラーやデザインの組み合わせはまさに無限大。BEVの時代が訪れても、クルマに対する楽しみは一切変わることはない。ブラバスのEQSは、まさにそれを象徴する1台といえる。