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スバル「インプレッサ」をアゲスタイルに! 「ゴルフクロスカントリー」みたいなリフトアップの秘策とは?

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

車高アップの秘密はタイヤにあった!

 しかし、それでも車高はたったの25mm程度上がっただけ。見た目はあまり変わらない。むしろ見た目のバランスも悪くなってしまったようにも感じる。そこで注目したのがタイヤ&ホイールだった。

 アゲ仕様ならばロープロファイルの低偏平タイヤは必要ない。だが、このクルマに履かせていたのは17インチで、そのタイヤサイズは215/45タイヤを装着していた。だからバランスも悪く、スタイルも違和感があったわけだ。

 そこでイメージを変えるべくタイヤ外径を見直すことに。オールラウンダー仕様として主張するために有効なタイヤを考えた結果、ダンロップのSUV向けオールテレーンタイヤAT5がベストだと判断。サイズは205/70をセット。

 このタイヤ交換によって得られた効果は絶大で、外径は215/45の時が約630mmだったのに対して205/70では約670mmになった。つまり40mmほどハイトが上がったわけだ。

 フォレスターSG9の足回りに205/70タイヤの組み合わせが作り出すアップスタイルは、とてもカッコよくキマっている。インチダウンホイールを履かせながらもトータルで約50mmほど車高が高くなっている。

 オーナーの話によると、本当はもっと車高を上げたいが、純正のアーム類をそのまま使っているので車高アップについてはこれが限界とのこと。これ以上の車高アップになると大幅な足まわりリメイクが必要になり、コストもかかると説明してくれた。

 ワイルドオフローダーとして主張させるポイントについては車高アップだけでなく、そのアゲ感をより印象付けるためにオーバーフェンダーを装着。これはGDインプレッサ用を加工して取り付け、自分でペイントを加えたそうだ。

* * *

 フロントにはノーズブラをセットしてルーフにはキャリアを装着。アウトドア感を高め、見るからに楽しんでいるGGAインプレッサスポーツワゴンはこうして完成したのである。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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