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「セリカXX」の共同開発から始まった! 40年続くトヨタとロータスのディープな関係とは

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: LOTUS CARS/トヨタ自動車

ロータスから豊田章男社長へエリーゼのプレゼント

 ロータスとトヨタの関係が良好で、そこにお互いへの尊敬があったと感じさせるエピソードが、ロータスからのエリーゼ贈呈です。2010年に長年エリーゼを支えたスポーツエンジンである2ZZ-GEが生産を終了するにあたり、ロータスは2ZZ-GEを搭載する最後のエリーゼRを豊田章男社長にプレゼントしました。

エリーゼ111Rを贈呈される豊田章男社長

 このエリーゼRは日本のイギリス大使館で贈呈式が行われました。豊田章男社長は当時、「このエリーゼRを社内に開放し、役員全員が走りを体験できるようにする」とコメントしたそうです。プレゼントという粋な計らいも、役員が全員走りを体験できるようにというコメントも、お互いを尊敬しあっていると感じさせます。

これからも親密ならば今後も関係が続くかも?

 2022年、エリーゼ/エキシージ/エヴォーラなきあとのロータスから、最後のガソリンエンジンモデルとして「エミーラ」が登場します。エミーラにはエヴォーラやエキシージで親しまれた2GRユニットが搭載されており、電動化を迎えた未来でもロータスとトヨタの関係が続いていくことを示唆しているのではと感じさせます。

 このエミーラを最後に、純内燃機関のモデルはロータスからは登場しないと言われています。時代の流れからそれは仕方がないことかもしれませんが、寂しいと感じてしまうのがクルマ好きとしての正直な意見といったところ。

 ロータスとトヨタの関係性を振り返り、この関係性が今後も親密ならば、水素エンジンやバイオ燃料を使った、内燃機関の操る楽しみがある軽量なロータスがまた登場するのも夢ではないのでは? と思ってしまいます。そんな夢ある未来もありうるかもしれません。

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  • エリーゼ111Rを贈呈される豊田章男社長
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