3年から5年の間には何かしら新展開がある!
また、すでにベースとなる日産マーチの国内での販売が終了してしまったビュートについては「ウチのビュートはずっと売れています。丸い目(ライト)が真ん中に寄ってる表情はかわいいですよね。今のクルマはみんなツリ目で外側にあって怖い顔になってます。そういう意味で、なのかもしれませんがビュートは現在その97%が女性オーナーです」
「このクルマを買う人は自分の主義主張を持っていて、日本人的に周囲からどう思われるかってことを考えない、なに言われてもいいからこれが欲しいっていうお客さまです。そういう人のためにもこのモデルは続けていかなければならない」と、当初は光岡会長に近い年齢層の男性ユーザーから、ほぼ女性ユーザーに変化していったビュートへの思い入れも語ってくれた。
アメ車風テイストを盛り込んだミツオカ車の新しい流れを成功させた光岡章夫社長は「近いうちにビュートの後継機種も発表できると思います。ビュートは新しい形でブラッシュアップしていきますが、雰囲気はよく似たものになると思いますし、基本的にはこの両方(英国車風・アメ車風)をやっていきます」
「(今後のミツオカ・ブランドについては)2本立てではなく3本柱を目指しています。まだ発表はできませんが……。まだいろいろ探っている最中ですが、3年から5年の間には何かしら皆さんにお知らせできると思います。ただ、力不足でできなかったということもあるかもしれません(笑)。やりたいことは? と聞かれれば、いっぱいあります。オロチの後継だって考えてないわけではないですからね」と饒舌に語ってくれた。
光岡の新たなふたつのテイストのニューモデル、そしてまだ明かされていない第3のモデル、その登場が待ち遠しい。