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「信長行列」がキムタクなら「家康行列」はラリーカーだ! ラリージャパンに向けて開催地が盛り上がりを見せる!

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

三菱ランエボXもパレード走行

 2022年11月5日(土)、江戸幕府を開いた徳川家康が生まれた生誕の地、愛知県岡崎市では、恒例の家康行列が開催された。「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の開催を直前に控え、ここに8台のラリー関係車両が登場し、ラリージャパンのPRを行った。

 家康行列は、徳川四天王のひとり、本多忠勝を祀る映世神社(現・龍城神社)の祭典として、江戸時代に岡崎藩の武士たちが隊列を組んで戦法を鍛錬した儀式が起源といわれている。時代が明治となっても旧・岡崎藩士らによる武者行列として引き継がれ、戦後は一時中断もしたが、「家康まつり」として復活している。

人力車7台とともにラリーカーが参加

 例年、徳川家康公が亡くなった4月17日に近い日曜日に開催されているが、今回の第63回家康行列は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い延期となり、秋の開催となった(第61、62 回は中止)。その行列には約370名が参加。そこに馬8頭、人力車7台とともにラリーカーが参加した。

 この岡崎市内に名古屋製作所を構え、同施設内にミュージアムも持つ三菱自動車工業が、北海道で開催された前回のラリージャパンに使用された00カーであるランエボXを12年ぶりに公道で走らせた。また、ラリージャパンスペシャル応援団として、元SKE48チームEリーダーの梅本まどかさんがラリージャパンPR号のGRヤリスに乗り込んだ。

 また、全日本ラリー選手権のJN1クラスに参戦している眞貝知志選手がTOYOTA Gazoo RacingのGRヤリスに乗車。そして同じく全日本選手権のJN3クラスに参戦している、この地元岡崎市出身の山本悠太選手はK-oneレーシングチームのGR86で市内をパレードした。

 2022年FIA世界ラリー選手権第13戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」は、2022年11月10日(木)から愛知県および岐阜県で開催となる。この岡崎市では、SS13および14として、この徳川家康が生まれた岡崎城のある岡崎公園下となる乙川河川敷を舞台としたOKAZAKI SSSが設定されている。

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