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エビス西コース復活! ドリフトクラスも開催された「東北660選手権」第4戦は激アツなバトル展開の連続!!

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

4クラス:シリーズ初参戦の#221宮澤幸秀がポール・トゥ・ウィン

 2ペダル車の4クラスは、「K-Racing」からレンタル車両で参戦する#221宮澤幸秀が3連続でポール・トゥ・ウィンを決め、シーズン初年度を最高の結果で終えた。シリーズポイントこそ全戦参加ボーナスがある#5菊・珍におよばないが、グリップ走行も今年が初体験とは思えない見事なテクニックで、来シーズンはどのクラスに進んでも台風の目になりそうだ。

5クラス:新マシンを投入した#106石川斗夢がポール・トゥ・ウィン

 ビギナー限定の5クラスは、第3戦でマシンを横転させてしまった#106石川斗夢が、家族のサポートもあり新たなマシンを投入してポール・トゥ・ウィン。決勝で記録した1分18秒684は、3クラスでも上位を狙えるタイムだ。

HA36カップ:オートリサーチ米沢のエントリーマシンが2連勝

 HA36カップは1クラスの#252大越海斗と2クラスの#123細田駿也、いずれもオートリサーチ米沢からエントリーのドライバーが開幕戦に続き2連勝。しかし、#210岡部皓輝をはじめ、ライバルも着々とマシンを煮詰めており、スポーツランドSUGOで初開催となる第3戦はさらなる接戦が予想されている。

HA36カップ1クラス制覇者

* * *

 2022年の東北660選手権はシリーズポイントと関係ない、セミ耐久(11月27日・スポーツランドSUGO)の特別戦を残すのみ(HA36カップも併催)。スプリントにはないドライバー交代やピットワークの速さも見どころで、優勝者は来シーズンのレースエントリー(スポーツランドSUGO開催分)が無料という特典も。涼しく湿度も低い絶好の季節だけに、コースレコードを狙っているドライバーも多いはずだ。ぜひ、残り少ない軽自動車の熱い戦いをサーキットで見届けてほしい。

12
  • 2クラスのバトル
  • HA36カップ1クラス制覇者
  • 夫婦のツインドリ
  • 軽自動車ドリフトの様子
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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