モータースポーツで活躍しているのでパーツは豊富
「このドロマイト スプリント2000は2012年から日本にあります。私で4オーナー目です。ボディの塗装は日本に来てから実施したものです。前オーナーに譲ってもらってから日が浅いので、まだ維持費はそれほどかかっていません。とはいえ、足まわりのブッシュ、キャブレター、デフなどを交換しました」
有山さんによると、長きにわたってモータースポーツで活躍しているドロマイト スプリント2000はアフターマーケットのパーツが豊富で、いまでもモディファイ用の部品が出てくるのだという。
パーツが豊富とはいうものの、わが国でのドロマイトのファンは少ない。有山さんいわく、前オーナーが今でも所有している普通のドロマイト、別のオーナーが所有しているスプリントではないドロマイト、イエローのドロマイト スプリント2000、そして、今回撮影させてもらったこの印象的なボディカラーのドロマイト スプリント2000という4台が日本に存在しているはず、というレベルらしい。ドロマイトもトライアンフ「スタッグ」並みにレア車の代表選手なのであった。