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走行20万キロオーバーのマツダ「ロードスター」が不動車に! 突如エンジンが始動しなくなった原因とは

不動になったロードスター

エンジンが始動しなかったのが自宅駐車場なのが不幸中の幸い

ロードスター不動の理由は?

 愛車に突然のトラブル! そんな経験ある方はいませんか? 出会いたくない場面ではありますが、筆者にもそんな不運が起きてしまいました。昨日まで普通に動いていて、何事もなく自宅に到着した筆者のNBロードスターはなぜ不動となってしまったのか……。

前日までは何もトラブルの兆候はなかった

 筆者が乗っているマツダ「ロードスター」は2代目のNB型で、年式は2001年式。グレードは1.8Lエンジンが搭載されている「RS」です。筆者が所有して約4年、走行距離は23万kmを迎えようかという個体。筆者は「ちょっとコンビニ」といった普段使いから、取材先への移動に長距離での出張、サーキット走行まで現状このNBロードスターのみでこなしています。

 オドメーターが22万8861kmを指していた7月末のある日の朝、プライベートの用事で出かけようとしてNBロードスターに乗り込み、キーをひねり、セルを回すと……あれ? エンジンが始動しません。セルは回っていますが、初爆が来ません。前日はとくに変わった様子もなく、ロードスターで帰宅したのですが。結局、その場ではどうすることもできず、レッカーを呼び近所のマツダディーラーへ運ばれていくこととなりました。

 セルが回っていたため、バッテリーや電気系のヘタりなどは考えられません。NBロードスターはクランクアングルやカムのポジションセンサーが弱いという声も聞かれるので、その辺も怪しいと思われます。しかし、あくまでもここは筆者の推測。パッと見た限り筆者にはどうしようもないので、しばらくディーラーに預けてチェックしていただくことにしました。NBロードスターをディーラーに出している間、トヨタ・ヴィッツが代車として筆者の元にやってきました。

原因はメインリレーだった!

 お盆休み前の立て込んでいる時期ということもあり、原因究明がされ修理が終わったのは8月の1週目が終わったあたりでした。エンジンが始動しなかった原因はメインリレーで、こちらを交換することで問題は解決。部品代が1260円で診断と修理に掛かった工賃が1万2000円となりました。

 しかし、筆者は今後のための予備整備として、懸念していたセンサー類の交換もディーラーへ依頼。クランクアングルセンサーが8790円、カムポジションセンサーが5980円、エアフロセンサーが2万300円という部品代で、これら3つの交換工賃が5600円。これらを合計した今回の総額は、5万9000円となりました。

23万kmを超えた現在でも快調!

 修理を終えた愛車は現在快調そのもの。アイドリングも安定していますし、エンジンも上までしっかり回ります。何より近年の酷暑に欠かせないエアコンがしっかりと効くのはありがたい!

 この原稿を書いている時点ではすでに23万kmを超えました。なお、23万kmを超えたのは富士スピードウェイでスポーツ走行をしていたときの出来事。まだまだ、この愛車でさまざまなカーライフを楽しんでいきます! その一部をこれからも皆さんにお届けしていく予定です。ネタがないのも困ってしまいますが、悪い意味でネタができてしまうのは避けたいところです。

 とは言え、今年は年末に車検を控えているので、とりあえずネタには困らないはず。それでは、またロードスターとのカーライフに進捗がありましたらご報告させて頂きます!

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