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トヨタ「80スープラ」が新車価格の約3倍の1150万円で落札! トップグレードでなくても確実に価格は高騰してる!?

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: Courtesy of RM Sotheby's

ほぼノーマル状態、走行距離8293キロの個体

 さて、今回RMサザビーズオークションに出品されたのは、2002年式のJZA80スープラRZ-Sだ。生産されたのは2002年7月。ボディカラーはスーパーホワイトでファブリックのスポーツシートを装備している。ホイールは17インチのトヨタ純正アルミ製が、またブレーキキャリパーは純正4ポットが装備されている。

 さらに、前後にクスコ製のカーボンタワーバーがセットされているほか、マフラーは砲弾型の社外品に交換されている。インテリアでは運転席左側にトラスト製油温計、ステアリングコラム上にはデジタル式の水温計がセットされている。

 そんな、ライトチューンともいえないくらいの、ほぼノーマルのスープラRZ-Sは、2018年10月に香港のオーナーが日本のオークションで購入したものだ。走行距離は今回の出品時点で8293km。メンテナンスノートも付属しているため、状態の把握ができるという部分も含めて、エスティメート(予想落札価格))は8万〜12万ポンド(邦貨換算約1330万円〜1990万円)という強気な設定となっていた。

 気になる2022年11月5日のオークションでの落札価格なのだが、エスティメートよりも低い6万9000ポンド(邦貨換算約1150万円)であった。もちろん、これでもかなりの高額なのだが、状態などを考えれば、もう少し高値がついてもいいのでは、と思わないではない。

 もしかするとオークション会場がロンドンではなく、北米であったなら、落札価格も違うものとなっていたのかもしれない。

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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