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冬キャンにあると便利な「ちょっとしたアイテム」とは? 新聞紙や使い捨てカイロに湯たんぽをお忘れなく

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TEXT: 今泉 史(IMAIZUMI Aya)  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web編集部

身近なもので温めよう! 新聞紙やプチプチを有効活用

 冬キャンプの夜は思っている以上に寒くて過酷なものです。夏用のシュラフしか持っていない場合は、命を落としかねないと言っても過言ではないほど冷え込みが厳しいです。本来なら夏用と冬用とふたつ所有して使い分けるのがベストですが、夏用シュラフで少しでも暖を取る方法をご紹介します。

 暖かさを作るために必要なのは空気の層です。梱包材のエアーパッキン(プチプチ)や丸めた新聞紙を寝袋の中に入れれば、空気層ができるので断熱効果や保温効果を得られます。もちろん、寝袋の中に毛布や布団、ブランケットなどを内側に入れるとベターです。また、シュラフの下に段ボールや発泡スチロールを敷くことで、地面からの冷たさを遮断できるのでより寒さを凌げるでしょう。

持っておくとかなり便利なポータブル電源を最大限に使おう

 キャンプファイヤーの火のみで乗り切るアナログな冬キャンプもいいですが、便利で使えるものはどんどん使おうということで、ポータブル電源を強くおすすめします。最大のおすすめ理由はなんと言っても、電化製品が使えること。ポータブル電源の電池容量にもよりますが、電気毛布やポータブルヒーターなどさまざまな暖房器具を使えるので、凍えることなく快適なキャンプを楽しめます。

 一般的な電気毛布の消費電力は50W前後くらいなので、500Wh以上のポータブル電源であれば、7〜8時間ほど使用できます。寒くて目が覚めることもなく安眠できるのは嬉しいですね。商品にもよりますが、フル充電までのかかる時間が最短1.5時間程度でできるものもありますので、キャンプ場にいくまでの車内で充電ができてとても効率的です。使用する家電製品のワット数や使い方などに応じて、自分に合ったポータブル電源を選んでみましょう。

 今回紹介したのはほんの一部ですが、これからの冬キャンプに向けていろいろな道具を揃えてみてください。思っているよりも冬キャンプは寒さが厳しく、甘く考えていると命を落とす危険性すら潜んでいます。自分を守れるのは自分だけです。十分な準備をして、冬キャンプを思いきり楽しんでくださいね!

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