日本全国から猛者が集まる軽カーイベント
全国の軽自動車カスタムフリークが注目するイベントといえば大阪府のハーテリーが主催する「KING OF K-CAR」だ。日本一のカスタム軽カーを決めるドレスアップカーコンテストとして、このイベントには、その道を究めた猛者達が集合する。
軽カーフリークが集まるオフ会
ハーテリーでは、このKING OF K-CARとは別に、もっと気軽に軽自動車好き・カスタム好きが参加できるオフ会形式のイベントも開催している。その名も「KING OF K-CAR MEETING Plus」。2022年10月30日、岡山国際サーキット臨時駐車場で開催されたイベントには、大勢の参加者とギャラリーが集まり会場を埋め尽くした。
今回で7回目になる「KING OF K-CAR MEETING Plus」開催に際してはいまだコロナの影響が続く中とあって、会場入り口での検温や消毒を徹底、コロナ対策を万全に取りつつ、会場内に展示する車両も、それぞれの車両間隔を通常よりも広げ、なるべく「密」にならない配慮もされていた。
ここ数年の軽カーカスタムの傾向は、その車種バリエーションの豊富さによって広範囲になっている。ベース車となる車両についてもハイトワゴン、トールワゴン、ハッチバック、軽バン、軽トラックなど幅広い。その中でオーナーの考え方、個性の出し方によってカスタムの方向性が多様化している点が面白さへと繋がっている。
日本全国から280台の軽カーが集合
カスタムジャンルに目を向けると、アメリカンテイストのキャルルックをはじめ、昔ながらの街道レーサースタイル、そして、魅せるオーディオを搭載した車両、さらに、最近流行のアゲ系リフトアップスタイルまで、ストリートカスタムと言われるなかで、カスタムのアプローチ方法は様々。
イベントを主催するハーテリーも軽カーのカスタム文化をより盛り上げるために、専用パーツを積極的に開発し、自分好みにカスタムする楽しみが広がる環境を整えてくれている。
今回開催された「KING OF K-CAR MEETING Plus vol.7」の参加台数は280台、ナンバープレートを確認すると岡山県の開催にも関わらず、福岡、埼玉、神奈川、山梨、新潟、そして山形といった東北地域からイベントに参加するためにやってきた車両も見かけた。このことからも、ハーテリーが主催するKING OF K-CARイベントの人気ぶりがうかがえる。
遠征してでも参加したい、そんなイベント模様を今回はたくさんスナップして来たので、写真から会場の様子を感じてもらいたい。驚愕のカスタムカーからカッコ良すぎる軽トラックまで、見応え十分のドレスアップマシンが集合。
ちなみに開催日の10月30日はハロウィン前日ということでイベントとともにコスプレコンテストも開催された。こちらも大いに盛り上がっていた。
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また、当日参加したなかで注目すべきカスタムカーは今後、AMWで個別に詳しく紹介するので軽カーカスタムフリークは期待して待っていてもらいたい。