ウラカンのオープンモデル
伝説のブローカーと美女のセールスレディが、毎回注目の中古車をピックアップ。ふたりのトークを読めば、現在の中古車相場や購入ポイント、クルマの来歴までわかります。第6回目は、ランボルギーニ「ウラカン」のオープンモデルとなる「ウラカンLP610-4スパイダー」を紹介します。
V10サウンドをダイレクトに聴けるスパイダー
東京ベイエリアに一軒のガレージがひっそりと建っている。このガレージの主は、かつて伝説のスーパーカーディーラーと呼ばれたブローカー。若き日には首都高アタックやゼロヨンで鳴らした猛者だったという噂もあるようだ。
そんな彼の部下は、うら若きナゾの美女。彼女はクルマについてはまったくの素人ながら、ウンチクを垂れるばかりの社長の代わりに、天才的な営業センスと昭和&平成スタイルのトークで次々と入庫するクルマを売りさばいていく。
さて今夜はどんなスーパーカー、あるいはプレミアムカーが入庫しているのだろうか……?
美女「レインボーブリッジのオープンドライブ、もうメッチャ良かったですよ~! ランボのオープンって、もう最高っ!」
社長「お~、車両引き取りオツカレ。それにしても、お客さまのところから帰ってきた早々うるさいな~、ウラカン・スパイダー、そんなに良かったか?」
美女「ソフトトップをたたんだ姿はもちろん、クローズドでもカッコいいし、なんたってオープンで走れば、自然吸気のV10サウンドが障害物ナシで飛び込んでくるんですもの」
社長「ほう、だんだんクルマの善し悪しが分かるようになってきたじゃないか」
美女「そりゃ、このお店でミッチリ鍛えられてますからね~。それに、社長がぜんぜんクルマ売ってきてくれないから、アタシが頑張ってるんじゃないですか(怒)」
社長「悪かったね、ふがいない社長で……」