手軽に装着できるのが嬉しい!
ドレスアップ用モールやカー用品の開発・販売でお馴染の「愛工房」はスズキ・ジムニーやトヨタ・ハイエースといった車種のアイテムを豊富にラインアップしている。同社の代表取締役である天野信昭氏が愛車として手に入れたトヨタ・ハイエースやスズキ・ジムニーに感じた“不満”を解消するためにプロデュースしている。2022年も数多くのアイテムがリリースされてきた中から人気のアイテムをあらためて紹介していこう。
トヨタ・ハイエース/レジアスエース用 サイドステップカバー
トヨタ・ハイエースを所有するユーザーの悩みの一つがシートの位置が高くて乗り降りがしにくいということかもしれない。そのため、タイヤハウスの前には足を引っ掛けるための小さなステップが装着されている。
当然だが、乗る頻度が高ければ汚れやすく、凸凹に砂が入ってしまうと洗車の手間になる。しかも純正パーツは樹脂製品のため傷がつきやすく、月日が経つと劣化し白色に変化するので、少々みすぼらしくなってしまう。
天野氏は自らも所有するハイエースになにかできないか…と考えたときに思いついたのが汚れも傷もつきにくく、ドレスアップ要素の高いアルミ縞鋼板を貼るというもの。材料の板厚はドアと鋼板のクリアランスを考慮。職人が木槌で少しずつ叩いて付けている曲げ角度など、“ただのステップ”だが、オーナーだからこその“愛”が詰まっていた。
取り付け作業の手順は、サイドステップの汚れを落とし、十分に脱脂をしてから付属される3M PACプライマー(PPやPDM部品と両面テープの密着性を高めるもの)で車両側の接着する面に塗るまでが下準備。
あとは製品に貼られている両面テープを剥がし、サイドステップに接着をするだけ。これなら、カスタム初心者でも安心して作業できること間違いなしである。
カラーバリエーションはアルミ地肌のほかに、防傷・防錆・防汚などに効果的な耐久性のある、ラプターライナーを使用したザラザラ感のあるブラックの2種類を用意。価格はアルミ地肌仕様が1万1000円(消費税&送料込)。ブラックは1万4000円(消費税&送料込)となっている。
トヨタ・ハイエース/レジアスエース用縞板ドアノブプロテクター
仕事グルマとして人気のハイエース/レジアスエース。バックドアこそ跳ね上げ式で場所を選ぶが、スライドドア側に作業道具を置いていると効率がいいため利用頻度が自然と高くなる。
その一方で何度も開け閉めを繰り返しているうちに、ドアノブには小キズがどんどん増えてしまうデメリットが発生する。そこで装着したいのが、ドアノブプロテクターだが、傷防止以外にもドレスアップ要素が盛り込まれているのが愛工房流となる。
これまでもラグジュアリー ポッティングシール(ウレタン樹脂をコーティングしたもの)がリリースされていたが、ワイルドで無骨なデザインの樹脂製の縞鋼板風を追加。ボディ色に合わせられるようにブラックとシルバーの2色を用意している。
取り付けは、付属の脱脂クリーナーで十分に汚れを落としてから、プロテクターを貼るだけというスグレモノ。価格は1台分(4枚)4000円(消費税+送料込)となる。
JB64用ボンネット用バグガード
2018年に登場し、多くのクルマ好きに絶大な支持を得るスズキ・ジムニーだが徐々にオーナーの手に渡ってきているようだ。自分色に染めるべきカスタムの第一歩として紹介するのは、走行中に虫や飛び石からボンネットを保護するバグガード(1万5000円/消費税&送料込)。
カラーバリエーションはカーボン柄と迷彩柄の2種類で、ロゴは「SUZUKI」と「JIMNY」の2パターンが用意される。注目は迷彩柄で、ロゴによって迷彩のパターンが違うということ。どちらを装着するかは非常に悩ましいアイテムだ
取り付け方法は、装着前に汚れを拭き取り、シリコンオフなどでワックスやコーティングといった油脂を落としてから、仮当てをしたうえで下面から貼っていくといい。専門知識がなくても誰でも自分でできるのが嬉しい。傷防止のためにも装着しておきたいアイテムの一つだ。
ジムニー クロカン 絆創膏
どんなに気を付けて走っていても付いてしまう小キズ。街なかでは飛び石を被ったり、ダート遊びをする人なら、林道や河原に行って受けた岩や砂利などを受けてできたボディへの凹みなど、 “ありがち”な悩みがあるはずだ。
愛車が凹んでいる姿は痛々しい……という方にオススメなのが、洒落っ気のある絆創膏(1200円/1枚・消費税&送料込)だ。サイズは23cm×6.5cm(横×縦)と、大きすぎず小さすぎない、存在感を主張する絶妙なサイズ感が特徴だ。クルマ以外にもパソコンやタブレットに貼るのもアリだろう。
絵柄には2種類のバリエーションが用意され、1枚はプレーンなデザイン。もう1枚は、愛工房オリジナルの可愛い2代目ジムニー(SJ30)のイラストがデザインされている。クルマにキズが無くても、ジョークアイテムとしても最適で、ドレスアップ効果も見込めるのが嬉しい。
もちろん「絆創膏」だけに、キズを付けてしまったときの車両応急処置用にドアポケットに数枚忍ばせておけば、いざというときの対応もバッチリだろう。
実際にジムニーやハイエースを所有するオーナーだからこそ「悩み」が製品開発のキーとなり、アイテムが商品化されることになる。次はどんなアイテムが登場するのだろうか? 今から楽しみだ。
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