オイルフィルターの交換サイクルは?
オイル交換と同時に勧められることが多いのがオイルフィルター交換です。オイルフィルターは、オイルが吸着したスラッジなどの汚れをろ過するパーツですが、いつまでも除去することはできず、スラッジや汚れが溜まってしまうとフィルターが目詰まりを起こしてしまいます。
その結果オイルの流れが悪くなってしまうのですが、オイルフィルターのせいでオイルの流れが悪くなると、オイル流量を確保するためにリリーフバルブというものが開き、汚れたオイルがそのまま流れててしまうのです。これにより汚れたオイルがエンジンを駆け巡ってしまい、性能低下を早めたり、トラブル発生の可能性を高めてしまいます。これらを防ぐために、オイルフィルターも重要な定期交換部品なのです。車種にもよりますが、少なくともオイル交換2回に1回はオイルフィルターも交換しておくべきです。
オイル交換をケチると後々大出費に
オイル交換の必要性をここまで説明してきました。オイル交換は定期的に行わなければならず、当然それに対する費用も掛かります。しかし、オイル交換にかかる目先の数千円や1万数千円をケチると、エンジンを壊してしまい結果的に大出費となって痛い目を見てしまいます。
取り扱い説明書にあるオイル交換の頻度は必ず守り、可能であれば5000kmごとにオイル交換をするのが吉と言えます。また、ディーゼル車の場合は通常のガソリン車よりも多く汚れやスラッジが発生するので、オイル交換はより重要となります。
定期的なオイル交換で愛車を長寿に、そして燃費性能を保つことが環境にもお財布にも優しいカーライフとなるのです。