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120台のフィアット&アバルトがツーリング! ビーナスラインを走る、ゆるくも心地よいイベントに潜入してきました

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

「FIAT & ABARTHでビーナスラインを走ろうの会 秋の陣 2022」をリポート

 新型コロナウイルスの流行から2年が過ぎ、ニューノーマルな生活様式が確立してきたこともあり、最近は各地でクルマのイベントがふたたび開催されるようになった。2022年10月23日に長野県の女神湖の近くにある蓼科野外音楽ホールにて実施された「FIAT & ABARTHでビーナスラインを走ろうの会 秋の陣 2022」もそのひとつだ。

「みんカラ」のオフ会が大規模に成長

 参加台数の上限120台の「みんカラのオフ会」というスタイルで開催された「FIAT & ABARTHでビーナスラインを走ろうの会」は今回が7回目で、2017年の第1回目は20台ほどの規模だったという。主催者に伺ったところ、春の陣も実施しており、春、春、春、春、秋、春、秋(今回)の順番で開催してきたそうだ。

 みんなでフィアット&アバルトの仲間を作りましょう、というコンセプトを掲げ、関西のオーナーと関東のオーナーの交流の場としてスタートしたらしいが、前々回から参加者が大幅に増えてきた。

 その一番の理由は、みんカラをはじめとするSNSにて「FIAT&ABARTHでビーナスラインを走ろうの会」の知名度が上がったことだといえるが、イベント名にもなっているように、高原の空気も心地よいビーナスラインを愛車で走れるところがポイント。数多くの参加者がそこに魅力を感じてエントリーしているのであった。

好きなときに好きなコースを走る自由なツーリングイベント

 イベントの会場としての蓼科野外音楽ホールを1日借りていたが、朝9時に開会式を行ったあとは正午から自由に出入り可能。参加者はそれぞれ個々にツーリングやランチを楽しんで、夕方16時に美ヶ原高原美術館にて閉会という、きわめて自由度が高いスケジュールが組まれていた。

 開会の挨拶の後は、交流会、じゃんけん大会(11時から)、ツーリング、ランチ、試乗会などを楽しみながら過ごしてください、というのが、みんカラを通じて主催者から発表されたコンテンツで、途中参加および途中退出も大歓迎というものだった。

 個人でのフリーマーケットのほか、橋本コーポレーション、HKS、ASSO INTERNATIONAL、19AutoDesignといったフィアット&アバルトに強いメーカーやスペシャルショップもブースを出展。それらのディーラーブースも業者出展という形ではなく、イベントに参加するというスタンスで、1台500円(駐車および施設使用料)の参加費用のみを払ってイベントを満喫していた点が面白かった。

 開会した蓼科野外音楽ホールから閉会の場である美ヶ原高原美術館までのビーナスラインでのツーリングは、参加者たち思い思いのペースで行われ、標高2000mの野外彫刻美術館に到着したフィアット&アバルトオーナーたちは、再会を誓って帰路についた。

 次回は2023年春に開催される見込みなので、まだ参加したことがないというオーナーは、みんカラ内のグループ「VENUS CLUB」をチェックしてみるといいだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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