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新型「エミーラV6」が特別展示中! リニューアルした「ロータス東京原宿ショールーム」がオープンしました

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TEXT: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW 竹内耕太

ロータスの新世代店舗デザインをアジア初採用

 イギリスのライトウェイトスポーツカーの名門「ロータス」は、これまで日本でも「エリーゼ」、「エキシージ」、「エヴォーラ」を展開して熱い支持を集めてきた。その系譜を引き継ぐ最新の、そしてロータス最後の内燃エンジンモデルとなるミッドシップスポーツカー「エミーラ」を2021年に発表するとともに、EVハイパーカー「エヴァイヤ」、そしてEVのSUV「エレトレ」のプロジェクトを推進している最中だ。

 目下、EV時代にブランドを再構築すべく、ロータスが自らの中核として定義したのは、ずばり「軽さ」。それを表現する新たなCI(コーポレート・アイデンティティ、企業全体のメッセージとそれを伝えるためのデザインのこと)を採用したショールームを全世界で展開しつつある。

シンプルにクルマと人が対話するショールーム空間

 2022年12月10日(土)にリニューアルオープンとなる「ロータス東京 原宿ショールーム」は、新CIをアジアで初めて取り入れた店舗となる。商談ブースなどいくつもの空間と機能が詰めこまれていた従来のクルマのショールームの複雑さを排して、きわめてシンプルな空間となっているのが最大の特徴だ。これを「軽さをプラス」と表現しているのがいかにもロータスらしい。

 新たなショールームは「ブランド認知」、「クルマを見る」、「対話する」という3つのコンセプトに集約されている。訪れた人は広々とした空間でじっくりとクルマを見ることができ、カジュアルな「フォーラムテーブル」で仲間同士、あるいは同じクルマ好き同士、そしてスタッフと対話できる。そのテーブルに据えられたタッチスクリーンによって、ブランドストーリーや商品ラインアップなど、様々な情報にアクセスしたり、クルマのコンフィギュレーションができるという趣向だ。

 非常にシンプルな空間ながらも、素材のテクスチャーを使い分けることで都会的な雰囲気を演出。そして要所要所に、独特の中空構造を表現した「ロータスパイロン」、カーボン素材でロータス車のエアインテークなどデザイン要素を表現したマーチャンダイズ(グッズ類)コーナー、アルミスクリーンといった意匠を盛りこむことで、「軽さ」を追求するロータスのブランドをアピールしているのだ。

12月13日(火)まで最新モデル「エミーラ」を特別展示

 ロータス東京 原宿ショールームでは新装開店を記念して、12月13日(火)まで期間限定で最新モデルの「エミーラV6ファーストエディション」が展示される。405psを発生するスーパーチャージャー付き3.5L V6エンジンに6速MTを組み合わせたミッドシップのハイパフォーマンス・スポーツカーは、快適かつ上質なインテリアを奢られてロータス最後の内燃機関モデルにふさわしい仕上がり。車両本体価格は1452万円(消費税込)だ。2022年春から生産スタートしたばかりのエミーラを日本国内で見られるのは、じつに貴重な機会といえるだろう。

■ロータス東京 原宿ショールーム

・住所:東京都渋谷区神宮前1-4-16
・電話:03-6440-0838
・営業時間:10時~19時
・定休日:水曜日
http://www.lotus-cars.jp/tlc-harajuku/

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  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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