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トヨタ「GR86」とスバル「BRZ」を比べてみた! 「チューニングのベース」「走りのポテンシャル」「コスパ」で比較した結果は?

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: トヨタ自動車/スバル/AMW編集部

どうせイジるならGR86エントリーグレードのコスパが光る

 であれば、どっちを選んでもチューニング後の仕上がりはそこまで変わらないだろう。あとは大きな違いはグレード構成だ。BRZは2種類で「R」が308万円、「S」が326万7000円。対するGR86は3グレードの構成で、RCは279万9000円、SZが303万6000円、そしてRZが334万9000円となっている(すべて消費税込)。

 GR86 RCが突出して安いのがわかるだろう。簡素版グレードでホイールは鉄チンだし、ステアリングの表皮なども正直安っぽいウレタンなのだが、どうせ交換するならこれで十分。

 初代86のRCはエアコンも付けられないというスパルタンなものだったが、今回はオートエアコンもスマートキーもあって、ステアリングやシートなどとホイールがグレードダウンしているだけ。

 なので、シートも変えて、ステアリングも変えて、ホイールも交換してしまうならRCでいい。となると、GR86のSZやBRZの下のグレードと比べても、約20万円以上はチューニングに多く使えることになる。

* * *

 あとは今から購入するならGR86はかなり納期が長めで、BRZは比較的早く納車になるとのこと。そういった点ではBRZが有利になるので、納期を取るのか価格を取るのか、という点でも違いがある。新車をこれから買うならよく考えて選びたい部分だ。

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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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