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年齢差25歳! アバルト「595」とフィアット「バルケッタ」オーナーの関係は? 世代を超えて楽しめるのがイタリア車なのです!

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

走りの楽しいバルケッタは8年半で10万キロ走破

 イベント会場で雅さんの595の真横にフィアット「バルケッタ」が停まっていたので声をかけてみたら、雅さんの父親の高校時代の同級生の愛機だった。

「雅くんに誘われ、彼の付き添いで来ました。このバルケッタは1999年式の前期型リミテッドエディションで、レザーシート仕様です。来年の4月で、購入してから9年ぐらいになります。以前はトヨタ“ハリアー”に乗っていましたが、本当は昔からロードスターが欲しかったのでバルケッタを買いました」

 そう話してくれたオーナーの小林さんは現在57歳で、たまたまバルケッタの良い個体が出てきたので購入したのだという。買ってすぐに幌を交換し、リヤをスモークにしたので夏も暑くないそうだ。

「購入時は3.7万kmだった走行距離が14万kmになりました。サスペンションはコニ。マフラーはソルパッサーレ。そして、アバルト500初期モデル用のPCD98ホイールを装着しています。ウォーターポンプは2回交換しました。ヘッドライトは4つめぐらいで、懇意にしているファクトリーが混んでいたり、パーツが入手できなかったりするので、現在ヘッドライト交換ですら1年待ち状態です。2021年の9月にオーダーしたKWのサスペンションを装着するのも、ファクトリーと半年間の調整が必要でした」

 調整は済んでいるものの、取材時にはまだKWのサスペンションが装着されていなかったので、今後も小林さんのゆったりとした時間軸でのバルケッタライフが続いていくことだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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