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20代でナローポルシェ! クルマ趣味人が行き着いたのは「360cc軽自動車」でした。三菱「360バン」との馴れ初めは?

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

できれば三菱の360cc車を3台並べたかった!?

 中島さんに車歴を伺ってみたら、20歳頃にナローポルシェを愛用し、その後、トライアンフ・スピットファイア1500に乗りかえ、230グロリアに乗っていたこともあるそうだ。6年ぐらい前から小さいクルマを買い始め、まず三菱ミニカ360を購入。続いて、三菱ミニカ・ウォークスルーバンを手に入れる。そして一番最後に、今回取材させてもらった三菱360バンを買ったとのこと。

「自分の家に360バンを置く場所がなくて、4年ぐらい友人に預けていました。5年前に購入したのに登録したのが2021年になってしまったのは、そういう理由があったからです。置く場所を捻出するためにウォークスルーバンを売却し、360バンを自宅のガレージに持ってきました」

 本当は3台の小さな三菱車を手元に置いておきたかったのでは? とは愚問だが、きっと置き場所さえあれば、三菱360バン、三菱ミニカ360、三菱ミニカ・ウォークスルーバンを自宅のガレージにて並べたかったことだろう。

 商用モデルはその用途から当然ではあるが、ラフに扱われて使い捨てられることが多く、当時の佇まいを保っている個体はとても貴重な存在だ。イベント会場の三菱360バンを拝見するだけでも、中島さんの手元に引き取られてから愛情たっぷりに扱われていることがよく分かるのだった。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
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  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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