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軽キャンもリフトアップが今流! スズキ「エブリイ」がアゲスタイルの車中泊仕様になった

ワイルドでアクティブなスタイルとなったスズキ「エブリイ」

アゲスタイルが今流

 現在、軽カーカスタムの中心的な存在がリフトアップ系で、車高を持ち上げたオフロードテイストの架装を施す軽カーが増加中だ。その流行の波は、当然ながら軽キャンパー業界にも影響を与えている。

安定した走行を実現するためのサスペンション

 島根県に拠点を構える「スマイルファクトリー」は、軽キャンパー専門ビルダーとして有名だ。中でもシリーズ展開している「オフタイム・トラベラー」は「小さな空間をでっかく広く使える」がコンセプト。車中泊をするときに本当に必要になる装備のみを絞り込んで搭載することで、購入しやすい価格帯を実現した。

 さらにこのスマイルファクトリーでは、独自開発のサスペンションも扱っている。これは、重量が増すことによる乗り心地の悪化を防ぐためのもので、通常の「ショック+スプリング」以外にも専用のエアサスキットも発売。すべてはキャンピングカーをより快適な乗り心地で楽しめるように工夫を加えた強化パーツで、実際に使ったオーナーたちからも、純正とは比べ物にならないくらい走行が安定すると好評だ。

 そうした観点から、「時代のニーズともいえるアップスタイルモデルをラインアップに加えてみよう」と、走行テストを重ねて完成させたのが「オフタイムトラベラー3・クロスカントリーパッケージ」である。

 このクロスカントリーモデルには、「40mmリフトアップタイプ」、「エアサス装着タイプ」、「オフロード系タイヤ&ホイール装着タイプ」の3種類が用意されている。それぞれの仕様は予算に応じて選べるのも特徴ひとつだ。

いますぐ旅に出られる必要最低限の装備

 標準装備のパッケージングは、フロントハーフバンパー、スキッドバンパー、リアハーフバンパー、LEDテールレンズ、フォグランプ、リアマフラーカッター、リアオーバーフェンダー、ラテラルロッド(調整式)など。そして内装については、基本的にオフタイムトラベラー3の装備と同じとなっている。

 限られた空間を最大限に使えるように、内装はシンプルにまとめ、2人就寝を大前提に上下オフセット設計のベッドを用意。リア両サイドのサイドキャビネットにはオープンラック収納庫を備え、そこに100Vコンセント×2口、USBソケット×1口、12Vソケット×1口をセットする。

 これは、ふたりが横になって寝ている時も、左右それぞれ独立した電源が使えることで、スマホの充電、タブレットの使用がふたり同時に出来るように工夫して作られてものだ。また、気になるフロアベッドの寸法は、1800×1200mmで、夫婦2人旅、大人2人+小さな子ども1人の車中泊が可能だ。

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 これまでにない新発想のクロスカントリーパッケージは、そのワイルドでアクティブなスタイルが魅力的。悪路をモノともしない走りを主張するスキッドバンパーや40mmリフトアップサスペンション、14インチアルミホイール+オフロードタイヤは、単なるドレスアップパーツではなく、本格的なダート、道なき道を突き進むために必要な装備だ。

 ルックス重視ではなく本格的なオフロード車として作り込まれた軽キャンパー「オフタイムトラベラー3・クロスカントリーパッケージ」は、アウトドア好きで釣りや登山を楽しむオーナーにとって、色々な使い方を連想させるくれるに違いない。

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