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COTYでのリベンジなるか? ヒョンデ「IONIQ 5」とBMW「iX」が日産「サクラ」超えられるか「ジャパンEVオブザイヤー」に注目!

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: BMW/Stellantis/VOLVO/Mercedes-Benz/AUTO MESSE WEB

対象車種は実に20車種

 先日、「第43回 2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)」のイヤーカーが発表されたところだが、このタイミングで、日本国内で2021年10月から2022年9月に販売された電動自動車の中から、年間を通じてもっとも優秀な電気自動車を選定する「Japan EV of the year(ジャパンEVオブザイヤー)」が創設され、その記念すべき第1回目の投票受け付けが2022年12月8日(木)よりスタートしている。

「ジャパンEVオブザイヤー」を主催するのは、電気自動車情報に特化したウェブメディア「EVsmartブログ」と、その運営会社である「ENECHANGE(エネチェンジ)」。日本のこれからの電気自動車およびEV充電器の普及を目的として開催するもので、「EVsmartブログ」を中心に電気自動車についての情報発信を続けているエバンジェリストから投票を受け付け、配点とコメントを「EVsmartブログ」の記事として展開(エバンジェリストの配点は持ち点を20点とし、最も高く評価する1車種に必ず10点以上を入れることとなる)。

 また、特設サイトでは、一般投票も受け付けており、投票には200字程度の推薦コメントが必要で、選考対象車種から最大3車種まで投票が可能(1票=1ポイント)。選考期間は2023年1月31日(火)までとなる。結果発表は2月下旬を予定。

 対象となるEVは、2021年10月~2022年9月の期間中に日本国内で発売されたBEV(バッテリーEV)に限定される。対象車を見てみると、実に20車種ものEVが発売されたことがよくわかる。ちなみに、本家COTYでも、大賞に「日産サクラ/三菱eKクロスEV」(K CAR オブ・ザ・イヤーも受賞)、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーに「ヒョンデIONIQ 5」、デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーに「BMW iX」と、それぞれEVが受賞している。

<Japan EV of the year 2022対象車種>
(受注開始年月について、テスラは納車開始年月としている)

e-tron GT(アウディ 2021年10月発売)
iX(BMW 2021年11月発売)
iX3(BMW 2021年11月発売)
ELEMO-K(HW ELECTRO 2021年11月発売)
C+pod(トヨタ 2021年12月発売)
Ë-C4 ELECTRIC(シトロエン 2022年1月発売)
C40 Recharge(ボルボ 2022年1月発売)
i4(BMW 2022年2月発売)
bZ4X(トヨタ 2022年5月発売)
ソルテラ(スバル 2022年5月発売)
IONIQ 5(ヒョンデ 2022年5月発売)
サクラ(日産 2022年6月発売)
eKクロスEV(三菱 2022年6月発売)
500e(フィアット 2022年6月発売)
i7(BMW 2022年7月発売)
XC40 Recharge(ボルボ 2022年7月発売)
EQB(メルセデス・ベンツ 2022年7月発売)
Model Y(テスラ 2022年9月発売)
EQE(メルセデス・ベンツ 2022年9月発売)
EQS(メルセデス・ベンツ 2022年9月発売)

 社会が求める魅力的な電気自動車を選出するプロジェクトとしてスタートしたこの「Japan EV of the year」では、どの車両が選出されるのか。期待して結果を待ちたい。

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