ボディ以外は全部DIYでレストアすることに
「フロンテクーペは、スタイリングと2ストロークエンジンが好きなんです。ということで2台目を買ってしまったわけですが、このクルマはボディこそ大丈夫だったものの、エンジン、トランスミッション、ブレーキ、水まわりがダメだったので、全部やり直しました。10年ぐらい前に、このフロンテクーペの話は聞いていて、すべての部分がダメなので修理するのに相当な気合いが必要なことが分かっており、覚悟しながら買いました」
2シーター仕様の初期モノはフェンダーとボンネットのマテリアルがFRPとのことで、そのディテールも見せてくれたダイスケさんによると、クルマのマテリアルあるあるで、FRP製のほうがスチール製よりも重いそうだ……。
ヘッドライトがLEDに変更されているダイスケさんのフロンテクーペは、すっかり手直しされ、普通に走れるようになっているので、これからも充実した360ccカー生活をダイスケさんに提供してくれるに違いない。