173名のゲストがロードスターと横浜を堪能した
今回もメイン会場は、各種展示会などで有名なパシフィコ横浜に隣接した円形広場。ロードスターはここを発着場所に、中華街〜山下公園〜赤レンガ倉庫などの名所を巡る。今年からは一部コースを変更し、ロードスター同士が対向ですれ違える回数を増やしたほか、渋滞回避としても機能するトンネルを通るルートも新設定。リピーターのゲストにも「今年は少し違う景色を見ていただこう!」という配慮がされた。
ドライブ前後のお楽しみとして塗り絵やシャボン玉のコーナーや、RCOJメンバー有志によるバルーンアートのサービスも用意した。またドライブ後のお土産には主催者だけでなく、近隣の企業からもプレゼントが提供されるなど、長年の活動が支援の輪を広げていることも実感させられた。
この日にロードスターでのドライブを楽しんだのは77家族で、合計173名(内訳は子ども96名&大人77名)という大盛況なイベントになった。もちろん30名のロードスターオーナーは大忙しで、多い人は6回のドライブを遂行。ちなみにドライバーのなかには6月にマツダ副社長を退任したばかりの藤原清志さんをはじめ、マツダの社員やOBの姿も。またドライバー以外のアテンドスタッフも約25名がフル回転。受付はもちろん、子ども用のジュニアシートのセットや乗り降りのアシストで大活躍してくれた。
ドライブを終えた参加者からは「景色がよかった」「また来年も来たいです」「大きくなったらロードスターに乗りたい」「お土産のチキンもありがとう」「大人の私も非日常を楽しみました」などなど、感謝のコメントも多数寄せられた。
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2021年に引き続き、筆者は今年もドライバーとして参加。愛車は以前、ナンバー付きのパーティレースに参戦していた2代目NB型のNR-Aだ。じつは元々白いボディカラーだったが、初代NAの人気モデルだったVスペシャルに憧れて、同じネオグリーンにオールペン。今回のような飾り付けをすると、ちょうど愛車がクリスマスツリーになったような気がして「得した気分」になれることを告白させていただく。
●RCOJ事務局 http://open-inc.co.jp/rcoj