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「ゴルフ」顔のトヨタ「プロボックス」でおしゃれにキャンプ! 4年使ってルーフテントは夏冬大丈夫でした

レトロなフェイスが特徴の「ユーロボックス」。ベースはトヨタ・プロボックス

商用車+ルーフテント+イージーシェルターのキャンプサイト

 アウトドア&カスタムカーを軸に、カーショーとオートキャンプが融合した新しいスタイルのイベントが「Let’s Chill Out!(レッツチルアウト)」だ。2022年は6月に朝霧フードパークで開催し、さらに今回、秋の部として11月5日(土)~6日(日)の2日間、神奈川県相模原市のシティプロモーションイベント「潤水都市さがみはらフェスタ」との共催で、相模総合補給廠一部返還地にて開催された。

プロボックスをリノベーション&レトロ化したモデル

 VW「ゴルフ1」のようなフェイスに、とても見慣れている気がするワゴンボディ。キャリアの上にはルーフテントがセットされ、その後方にはバックカントリーのイージーシェルター。こんなスタイルで友人とともにキャンプを楽しんでいたのは森 悠基さんだ。

 聞けば、このゴルフ1風味のワゴンは、FLEXがカスタム・販売しているリノベーションモデル「Renoca(リノカ)」シリーズの、「ユーロボックス」というモデルとのこと。商用車のトヨタ「プロボックス」(そのため4ナンバーだ)をベースに、丸目2灯のヘッドライトなどフロント部分にレトロさを演出するカスタムが加えられ、専用ホイールなどが与えられている。本来は専用のエンブレムがセットされているが、オーナーの森さんはあえてトヨタのエンブレムを装着している。

ジャストなボディサイズが選択の理由のひとつ

 サーフィンやキャンプなど、日常的にアウトドアを楽しんでいる森さんがこのモデルを選んだ理由は、ルックスもさることながら、4WDであることと、ルーフテントを積んだままでも都内などの駐車場に停めることができ、海やキャンプ場といった細い道でもどんどん入っていける、ちょうどいいボディサイズも大きかった。そして「結構、走行距離が長くなるんで、商用車の方が丈夫で、直すのもお金がかからないんじゃないかというのもありました」とのことだ。

省スペース化に貢献するルーフテント

 エンブレム以外、エクステリアには大きな変更を加えていないという森さんだが、室内にサーフボードなどを効率的に収納できるようラックをセットするなど、収納には気を使っているようだ。その室内スペースの効率化に一役買っているのが、オートホームのルーフテントである。

「室内に積む荷物は、テント分だけ減りますよね。4年くらい使っていますが走行中も気になりませんし、どちらかというとルーフキャリアだけのほうが風切り音が気になるくらいです。使い勝手は冬でもそこまで寒くないですし、結構断熱されていて熱もこないので、夏も35度くらいまではいけますよ」

「クルマの中にテーブルを置いてそこで煮炊きをして、寝るときは上にあがるみたいな使い方をすることもあります。今後は後ろに棚を作って、もうちょっと荷物を室内に積めるようにしたいですね」

 レトロ風味にカスタムされたプロボックスと、アウトドアギアをセンスよく組み合わせて楽しんでいる森さん。商用車ならではのタフネスと信頼性はキャンプシーンでも大活躍してくれているようだ。

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