ホンダ愛あふれるレッドブル仕様のカスタムS660
2022年10月16日に、埼玉県狭山市の「八千代工業」で開催されたイベント「BEAT & S660 Meeting in 2022」には、ホンダ「ビート」と「S660」が合わせて353台も集結。とくにS660はほとんどのオーナーが何らかのモディファイを加えているのが印象的だった。ドハデなレッドブル仕様＆シザーズドアで目立っていたS660は、じつは毎日の通勤の足として活躍しているという。
所有して7年、「モディファイに完成はない！」
レッドブル仕様の外観と、高々と持ち上がるシザーズドアがインパクト特大な「白い六郎」さんのS660は2015年式。新車発売と同時にCVT車を購入し、エンジンまわりは吸排気系のモディファイに留め、エアロパーツや足まわりを徹底チューンしている。某テーマパークと同様、「モディファイに完成はない！」をモットーに、気になる箇所が出てきたらその都度手を加えているそうだ。
フロントボンネットはBLITZ製カーボンタイプで、フェンダーのキャラクターラインが強調されたマッシブなデザインや、ボンネット表面のカーボン柄の美しさが印象的。ボンネット下に収まるユーティリティボックスのフタもRSカーボン製に交換してある。
やはり美しいカーボンのリアエンジンカウルもRSカーボン製で、表面だけでなく裏骨も両面カーボン仕様のスペシャル品。リアウイングはスワンネックタイプでレーシーさをアピールする。もちろんエンジンカウルの開閉には支障がないようセッティングしているのもポイントだ。
毎日片道1時間の通勤をスポーティに楽しむ
エンジン本体は基本的にノーマルで、BLITZ製エアクリーナーなどで吸排気系をライトチューンするとともに、ECUはバックヤードスペシャルのバージョンHをインストールしている。
バックヤードスペシャル製リアバンパーから姿を覗かせるのは、同じくバックヤードスペシャルの左右2本出しマフラー。バンパーを貫通するデザインと、スポーティな排気音がお気に入りだそうで、デュフューザー部分もボディ同色に塗装してある。
ガルルコーポレーション製のステアリングホイールは、スポーク部分に極太形状を採用しており、握り心地がよくスポーティな走りが楽しいとのこと。インテリア各部もカーボン柄でスポーティさを強調。シートはRECAROのフルバケットタイプRMSを装着する。
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オフ会をはじめとするイベントなどに積極的に参加している白い六郎さんだが、じつは日々の通勤もこのS660で行っているそう。片道1時間の通勤時間を楽しめる「通勤快足」仕様を追求すべく、まだまだ愛車の進化は続いていくようだ。