1000台のフィアット車が「ヌォーヴァ500」65周年を祝福
日本最大級のフィアットのミーティング「フィアットピクニック」が、フルサイズのイベントとしては3年ぶりに開催。2022年9月10日(土)の浜名湖ガーデンパークには、過去最高の約1000台、2000人以上のフィアット乗りたちが集まった。今回は、2代目「ヌォーヴァ500」の生誕65周年を祝うのがメインテーマということで、誕生祝いに飾り立てた新旧「500」の姿も多かった。カントリー人形などでかわいくデコった赤い500のオーナーに話を聞いてみた。
子どもが大きくなり思い切って「500」に乗り換え
とらぼる子さんの真っ赤な愛車は2014年式フィアット「500Cツインエア ラウンジ」だ。これは2年前の秋に購入したそうだが、じつはその前にも同じ色の「500 1.2ポップ」に乗っていて、500のオーナー歴としては合計5年ほどになるとのことだ。
「それまでは軽などに乗っていたんですが、子どもたちが大きくなったので思い切って500に乗り換えました。もともと運転は得意ではなかったんですが、500に乗ってみると気にならなくて。軽のときは我慢してクルマに乗っていたのに、500は通勤の足として乗っていても気分が上がります」
アクセサリーパーツも豊富でかわいく飾れる
とらぼる子さんの赤くてかわいい500は、よく見ると多彩なアクセサリーパーツでドレスアップされていて、さらに愛らしさをアップしている。ちなみに製作担当はご主人だそうだ。
SACHSのローダウンサスペンションで少し車高を下げた足元には、レトロルックなOLD MOONのホイールを赤くペイントして装着し、ホワイトリボンタイヤを履くことでクラシックな雰囲気もプラス。リアキャリアを装着して色とりどりのステッカーが全体をにぎやかに飾り立てている。
燃料タンクのキャップも赤いものに付け替え、ボンネット内のエンジンカバーも赤くペイントし、運転席のステアリングもシフトノブもやはり赤。いつも触れるところ、たまに開くところにもボディと同じ色を散りばめて、乗るだけで楽しくなってくる仕上げだ。
「500に乗り始めてから、フィアットつながりで、日本中のファンの人たちと知り合うことができました。イベントのときはカントリー人形をいつも連れています」
と、にこやかに語るとらぼる子さん。子育てがひと段落して、人生の次のステージを500と一緒に全力でエンジョイしていることが伝わってくるのだった。