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トヨタ「タンドラ」をDIYでオーバーランダー仕様に! ローコストテクニックを紹介します

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

人生初のクルマが「タンドラ」

「実はこのタンドラがこれまでの人生の中で一番最初に買ったクルマなんです」と話してくれた飯田辰経さん。最初にして超ド級のフルサイズトラック、さらに、見た目もカッコ良く仕上がったオーバーランダー仕様、このギャップが凄まじいのだが、どうして初めて購入するクルマにタンドラを選んだのだろうか。

 タンドラの所有歴は9年。それまではずっとバイクに乗っていて、7台も乗り継ぐほどバイク好きだったという。しかし、バイクに乗っている時に交通事故に遭い、遂にバイクを降りることを決意。バイクに乗っていた頃はモトクロスを趣味にしていて、トランポとして使われていたタンドラを見かけることが多く、もしクルマを買うならタンドラにしようと決めていたそうだ。

海外サイトを見てオーバーランダー仕様に決める

 いきなりのフルサイズで、実際に運転した時に戸惑いや不便なことがなかったか訊ねると、地元が茨城県でわりと広い道を選んで走れば問題はないらしい。ただ、ショッピングモールの駐車場では駐車スペースの面で気を使うことが度々あり、広いスペースを求めて入口から遠く離れた場所に置かなくてはいけない場面が多い。そのため、よく妻から「遠いよ」と真顔で怒られるそうだ。

 カスタムについては、アウトドアが好きだったこともあって、タンドラが納車される前から海外サイトで色々なスタイルを見て参考にした。その中にオーバーランダーとしてカスタムされたタンドラが多かったので、自分も思い立ったら即キャンプに出掛けられる仕様にするべく、愛車のオーバーランダー化を始めたそうだ。

 車両購入代金は約420万円、いざオーバーランダー仕様にしたくても有名ブランドのパーツは高くて手が届かない。そこで、何とか汎用性の高いパーツで雰囲気を出せないかを考え、汎用ラックを探して装着。他にもボックスはサバゲーを楽しむ人達が愛用するミリタリーボックスが安価だったので、これを購入して取り付けるなどの工夫が凝らされている。出来る限りコストカットして楽しむオーバーランダースタイルとのことだ。

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