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200台以上の「ワーゲン」が油壷マリンパーク跡地を占拠! 米国の老舗VW雑誌が日本でイベントを開催した理由とは

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TEXT: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW 竹内耕太

キャンプ&カーショーに集まったVWは200台以上!

 こうしてアメリカの老舗雑誌と日本との縁が深くなったこともあり、Hot VWs誌が初めて日本でイベントを開催することとなった。会場は、三浦半島の京急油壺キャンプパーク(元・京急油壺マリンパーク)。広々とした海辺の芝生を中心にしたカーショーがメインだが、前泊でも後泊でも会場でキャンプすることが可能。

 日本のクラシックVWファンなら知らない人はいないほどの名門雑誌による初のイベントとして、全国のワーゲン乗り&ショップの注目度は高く、ショーカーとキャンピングショーに参加したVWは200台以上。ディーラーブース&フリーマーケットも60件以上が集結したのだった。

 2022年11月13日のイベント当日は、カリフォリニアを彷彿させるロケーションのなかでワーゲン乗りたちが自慢の愛車を展示。ステージではOh!Sharels(オシャレルズ)のライブやフラダンスショーなどが行われて会場を盛り上げ、また、地元・三浦半島の新鮮な魚や野菜を販売するブースも好評でにぎわっていた。

 広大な駐車場で色とりどりのクルマがズラリと並ぶイベントも良いものだが、今回のイベントのように、会場のなかで「Parking Side」、「Ocean Side」、「Camping Car」とエリアやジャンルごとに分けられたスタイルも、テーマパークのようでとても楽しめた。これまでありそうでなかったイベントのあり方といえるだろう。

 今後もこのような日米共催のイベントが続いていき、クラシックVWを通じた国際交流の輪が広がっていくことに期待したい。

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  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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