電動クーラー+ソーラーパネルで夏も快適!
ところで軍司さんが500のルーフキャリアにソーラーパネルを載せるようになったのは理由がある。じつはクラシックカー乗りの間で最近注目されている、電動クーラーをいち早く装着しているのだ。
「以前はエンジンからクーラーを動かしていたのですが、2021年の秋に電動クーラーを導入しました。ネット通販でキットを買って、イギリス製のフィッティングを入手し、配管の無い部分は作りました。エンジンをかけない状態でも1時間45分~2時間ほど作動可能で、静かにめっちゃ効きます。走っている間は充電するので作動時間はだいたい16~18時間動きますし、アイドリング状態でも2時間で充電できます」
このように電動クーラーで快適仕様に仕上げた500に、さらに2022年夏から日よけを兼ねてソーラーパネルを屋根に積むスタイルを採用しているのだった。もちろんソーラーパネルからも電動クーラーに充電できる。さらにヒーターについても、ノーマルヒーターから燃焼ヒーターを経て、現在は電熱線ヒーターを搭載しているというから夏も冬も完璧だ。
「乗りたいときに乗るのが私の500。今後もこれでお出かけしてイベントに参加します」
と語る軍司さん。快適装備の電動化を推進し、季節を問わず楽しめるクラシックカーライフを開拓しているのだった。