タイヤハウスの中なども洗うとパリッとする
クルマも人間と同じで、足元が締まっていると全体の印象もキリッと見える。具体的にはタイヤとホイールで、タイヤはサイドの細かい溝の中に汚れが入り込んでいることが多いので、タワシのようなものでかき出すように洗ってやる。
ホイールはスポークなどの下側が見落としやすいので、意識しておこう。さらにホイールハウスの中も洗うと黒さが増して締まって見えるので忘れないようにしたい。そして、手順で重要なのが、足まわりは最後に洗うということ。一番最初に洗うとタイヤやホイールの汚れで塗装にキズ付けてしまうので避けるようにする。ボディ用と兼用する人はいないと思うが、当然足まわり専用のスポンジを用意するのがベストだ。
シャンプーの色指定は守る
カーシャンプーには、ワックス同様にホワイト系、濃色系など、ボディカラーの指定があるものが多い。これは配合されているコンパウンドの量や有無を指していて、汚れが目立ちやすいホワイトなどの明色系はコンパンドが多かったり、配合されていたりする。つまりホワイト系を濃色系に使うと、キズの原因になってしまうわけで、きれいにしたつもりが薄ぼんやりとなってしまう。
逆は使えるが、汚れ落とし能力は期待できない。最近は全塗装色用というのが増えているが、こちらはシャンプー以外に汚れ落とし成分は入っていないので、ひどい汚れの場合は別途の対策が必要になる。