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25歳、車高短「シルビア」乗りがアバルト「500」に乗り換えた理由は? すべては彼女の気を引きたい一心でした

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TEXT: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW編集部

新「500」乗りの彼女の気を引きたくてアバルトを購入

 そんな抹茶さんだが、大昔は日産S15「シルビア」やレクサス「GS430」を車高短仕様にして遊んでいたというのだから、ずいぶん振り幅の大きいクルマ歴だ。なぜイタリアのクラシックカーまで行き着くことになったのか、きっかけを聞いてみた。

「じつは奥さんのほうが元々イタリア車好きで、新型フィアット500に乗っていたんです。彼女に出会ったころ私はローバー・ミニに乗っていたんですが、気を引きたくて21世紀版アバルト500の前期型を買ったんです。そこから趣味がイタリア車に傾いていきました」

 サソリの毒は恋の薬にもなるらしい。やがてフィアット500&アバルト500の2人はめでたく夫婦となったというわけだ。

キャラクターの異なる新旧イタ車3台を夫婦でエンジョイ

 今回イベントに乗って来たフィアット500Rを買ったのも、新500乗りの奥さんが「クラシックな500にも乗りたい」とずっと望んでいたのが大きな理由とのこと。さらに最近、奥さん用のクルマとしてオープンカーのフィアット「バルケッタ」も購入し、現在はアバルト500、フィアット500R、そしてバルケッタのイタリア車3台を夫婦2人で所有しているのだった。

「アバルト500はサーキットを走っているのでお金がかかりますが、フィアット500Rはこのまま、ルパンっぽく乗っていきたいです。しいて言えば、ホイールのリムを白く塗りたいのと、いずれはエンジンルームの下ヒンジを上ヒンジにしたいかな」

* * *

 ガチ走りの欲望はモダン・アバルトで発散しながら、かたやクラシック・フィアットではノンビリ楽しく。抹茶さんの新旧二刀流+αなイタ車ライフはひとつの理想形と言っていいだろう。

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  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
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  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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