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サーキット走行初心者向けのお手軽チューニングメニューとは? まずは「大手カー用品店」で交換できるパーツからはじめよう!

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: AMW編集部

定番アイテムの「マフラー」交換も外せないメニュー

 それからチューニングと言えば定番はマフラーだ。2010年4月以降に生産されたクルマは、事前認証制度を受けたマフラーでないと車検に通らず、当然公道を走るのは違法となる。となると、伝説のショップの職人技の手曲げマフラーなんてのは古いクルマには存在するが、2010年以降のクルマには公道では使えない。量販店でも販売されている、大手メーカーのものを買えば安心である。

 現在のマフラーは加速騒音規制などもクリアしている。数値上は数馬力の向上で、昔のようにポンと20馬力あがるとかそういうことはない。しかし、アクセルに対するエンジンレスポンスが向上する。これは数値にはならない部分で、より乗りやすく気持ちよく走れるようになるのでオススメできるチューニングパーツである。予算はおよそ6~10万円程度だ。

マフラー交換

* * *

 ほかにも純正タイヤはサーキットで傷みやすいため、ハイグリップではなくてもいいのでスポーツタイヤにするのもオススメであり、バケットシートやフルハーネスにすればもっと走りやすくなる。いずれも量販店で購入、取り付けができるパーツだ。

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  • 追加メーターのイメージ
  • マフラー交換
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  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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