クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 雪国の軽トラカスタムが熱すぎる! 「軽トラック」がサーキット仕様やアゲ系仕様に大変身
CUSTOM
share:

雪国の軽トラカスタムが熱すぎる! 「軽トラック」がサーキット仕様やアゲ系仕様に大変身

投稿日:

TEXT: 賀川真弥(KAGAWA Shinya)  PHOTO: 賀川真弥

  • アクティトラック
  • 軽トラのイメージ
  • 2台の軽トラ
  • ミックス系軽トラ
  • アゲ系サゲ系
  • アゲている軽バン

雪道仕様からサーキット仕様まで個性派が集結

 ニッポンの働くクルマの代名詞とも言える(軽トラックを含む)軽自動車。日本独自の車両規格だが、SNSを覗いてみると海外でも活躍している姿を見ることができるから面白い。

 とくに印象的だったのが、北米の農家やゴルフ場などで使用されていること。ちなみに筆者は、人気アクション映画の『ダイ・ハード4.0』に映り込んでいたときは興奮してしまった。北米に軽トラ!? と思われそうだが、車両自体は製造から25年経過している車両に関しては、軽自動車であっても北米に持ち込める(いわゆる25年ルール)ことは広く知られている。燃費もよく小回りのいい軽自動車は、北米の方達にも好評だ。体の小さな日本人が大きなアメ車に憧れるように、体の大きなアメリカ人で小さなクルマに憧れを持つ人も一定数いるのだ。

 話が逸れたが、そんなカスタムベースとしても人気の軽トラックにフィーチャーしたミーティングが北陸・富山で行われた。個性的で気になった、さまざまな車両を紹介していこう。

変わったクルマでサーキット走行がしたい! 選んだベースはMRトラック

 ローダウンした足まわりにバンパーやボンネット、ホイールなどはマットブラックと、スポーティな印象を与えるTさんのホンダ「アクティトラック」。

アクティトラック

「人と違ったモノに乗りたくて。基本的にサーキットを走る予定で作ったクルマなんです(笑)」

 と語ってくれたTさん。ただこのアクティトラックは、サーキットを走るにはテクニックが必要とされるミッドシップレイアウト。とはいえ、そもそもフロントのスペースがなく、軽量な軽トラ自体がサーキット向きとはいえない。だが、Tさんは存分に走りを楽しんでいる。

「このアクティは4WDなのでグリップ走行をしています。近所に安価で走れるサーキットがあるので、憂さ晴らしと気分転換にはもってこいなんです(笑)」

 普段は大人しく運転して、その分サーキットでは爆走。とても羨ましく、ある意味「健全」な遊び方といえる。

 ホイールは、以前から自宅に置いてあったというウェッズのディッシュデザインホイール「ファーマス」。自身でマットにペイントし、あえて高級感を払拭した。タイヤは近年、サーキット走行するオーナーに支持されているゼスティノを使用。車高調(フロント)はシュピーゲル、リアはバモス用の板バネを流用している。

 マフラーはバイク用(車種は不明)のサイレンサーを流用。横組みにして露出を最小限に抑える。また、バンパーに塗った、一見してラプターライナーやLINE-Xのようなマットブラックは、DIY施工したチッピング塗装。アンダーコートを先に塗り、その上からマットブラックを吹いたとのこと。モノトーンなスタイルが好きというTさん。全体的に引き締まったアクティでサーキットライフを楽しんでいる。

普段乗りとイベント用で2台の軽トラカスタムを楽しむ

 ミーティングに200系と500系の2台のダイハツ「ハイゼットトラックジャンボ」で駆けつけたYさん。200系は普段乗りのストリートスタイルで、500系はワンオフエアサスに翔プロデュースのボディキットをまとったイベント仕様だ。

2台の軽トラ

 艶やかなオレンジボディのジャンボのオーバーフェンダーに収まるホイールは、ワーク×翔プロデュースのコラボによるオリジナルカラーのリザルタードメッシュ2を装着する。さらに、フロントリップやサイドミラー、オバフェン、リアウイングなどはセルシオ用ブロンズカラーで引き締めている。

 一方、おとなしめの200系はGTカープロデュースの車高調を入れて程よくローダウンし、ホイールはウェッズスポーツSA90を装着。テールランプはワンオフLEDにさりげなく変更している。スタイルは違えど、同じ軽トラックを2台所有するほどハマっているのだ。

DIYで他車用エアロを加工装着し唯一無二のオリジナル感を追求

 Iさんの「キャリイトラック」は、想像力豊かなDIY技が詰まっている。フロントバンパーに入れた「エブリイ」用のエアロはなんとなく加工をすれば装着できるか、と想像できるが、サイドはシボレー「アストロ」用を、リアにはトヨタ「プリウス」用+ダイハツ「ムーヴカスタム」用を加工装着。どこから発想を得たのか気になるほどの組み合わせである。

ミックス系軽トラ

 アオリは自作のウッドで高さを延長。ベッドもウッドでワンオフだ。補強も入れているので、荷物を安心して積み込むことができる。

 メーターはJB23型スズキ「ジムニー」の社外ELメーターを移植。気分良くドライブができるそうだ。インテリアも自身で仕上げており、長くいる空間だけに納得した雰囲気に仕上げたそうだ。

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS