アウトドア仕様は悪路が似合う本格派仕立て
もう一台の「スノーサバイバー」は、パールホワイトのボディカラーに等高線をモチーフとしたグラフィックに加え、ボディ下部の黒を基調としたカモフラージュでラッピング。
デリカ専門ショップとして知られるオートフラッグスのフロントバンパーガード/ルーフラック/リアラダーを装着。さらに、IPFのワーキングランプなどのほか、「デリカミニ×コールマン」と同様に三菱純正用品のグロスブラック加飾とホワイトのエンブレムもセットしている。
足元はJAOSのマッドフラップとレイズの15インチアルミホイール「デイトナM9 SBP」で引き締めつつ、「デリカミニ×コールマン」よりも外径が1サイズ大きい165/65R15のトーヨー オープンカントリーR/Tを装着。さらにはPADOKKUの「POSスポーツリフトアップキット」で、車高をベース車より50mm(FF車との比較では60mm)アップさせた。
こちらはデリカシリーズ共通の“力強さ”に的を絞って強調したコーディネートとなっているので、ベース車や「デリカミニ×コールマン」と見比べると、各車のキャラクターの違いがハッキリ見えて面白いだろう。
インテリアには「デリカミニ×コールマン」と共通のアイテムに加え、X-Fangのビレットサイドアシストグリップ、クラフトアオイのアッパーサイドステーとバックドアパイプを装着。雪の中でもよりタフに使えるアウトドアギアに仕立てられていた。
なお、デリカD:5にもこの「スノーサバイバー」仕様があり、こちらはJAOSのフェンダーガーニッシュやKADDISのルーフマーカーランプなどが装着され、タイヤも235/70R16のトーヨー・オープンカントリーA/T IIIがセットされる。まさにデリカミニの兄貴分と呼ぶにふさわしい、ヘビーデューティな一台にカスタマイズされている。
しかも装着パーツは、ボディカラーのラッピングを除き、すべてが市販済のアイテム。デリカD:5オーナーならば、パーツのひとつひとつ、細部までチェックしたくなるはずだ。