E30 M3歴の長いオーナーが多いワンメイククラブ
2022年10月10日スポーツの日に、本庄サーキットで「E30 M3 CLUB」主催のE30M3走行会が開催された。愛車のE30 M3でスポーツ走行を楽しむ人もいれば、ミーティングとして仲間に会いに本庄モーターパークに訪れるオーナーも多かった。そのなかで気になる1台を見かけたので紹介しよう。
3台目でアイディングのコンプリートカーに
BMWオーナーなら知らない人はいないであろう「アイディング」。石内さんのM3は、そのアイディングがつくり上げたコンプリートカーだ。
もともと石内さんは、かなり前からM3に乗っていたそうだ。ところが最初に乗っていたM3がもらい事故で廃車となってしまい、2002年にブラックのM3を新たに購入。このクルマは元々アイディングのステージ2チューン済みだったのだが、アイディングへ通う内に最終的にはステージ3コンプリートカーへとアップデートしていた。
そして購入から9年半が経ったいまから約10年前に買い替えたのが、このアイディングのコンプリートカーだ。ステージ3のチューンドエンジンを搭載し、サスペンションやエアロパーツなど、すべてがアイディングのアイテムとなっており、それまで乗ってきた2台目のM3から、さらに追加のメニューが施されていたという。3台のM3を乗り継いでいる石内さんだが、最初からE30 M3に憧れていたのだろうか。
「免許を取って10年ほど経ったとき、買えるなら左ハンドルのMT車に乗りたい、と思いはじめました」
高校生のころは日産Z32型「フェアレディZ」が好きで憧れていた、という石内さんだが、知り合いが乗っていたBMW E36型「318iS」を運転させてもらったとき、左ハンドルMTでも運転できそうだと自信がついたそうだ。
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