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トヨタ「ハイエース」のカスタムは無限大! 個性派ぞろいのデモカーを大阪オートメッセの過去から振り返る【OAM 2023】

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TEXT: AMW編集部  PHOTO: AMW編集部/賀川真弥

「第26回大阪オートメッセ2023」は2023年2月10日~12日に開催

 1997年から開催されている「大阪オートメッセ」は、クルマとカスタマイズを軸に例年20万人以上の来場者を誇る関西最大級のビッグイベント。2023年もインテックス大阪を舞台に、2月10日(金)~12日(日)の3日間にわたって開催されます。どのようなイベントなのか1年前の会場の雰囲気をご紹介。今回は、日本が誇る商用バン、トヨタ「ハイエース」と日産「キャラバン」のカスタムを振り返りましょう。

進化し続けるハイエースカスタム

 もともと商用車として生まれたがゆえの圧倒的な積載能力とタフネスによってアウトドアシーンで長年にわたり支持を集めるとともに、大きくボクシイなルックスはシャコタンでもシャコアゲでも、多彩なアイディアを具現化できるキャンバスとしてカスタム派にも熱い人気を誇っているのがハイエースです。

 当然、カスタムの祭典、大阪オートメッセでもハイエースは一大勢力となっています。2022年のインテックス大阪では、ハイエース専門パーツブランド「GR8」が新作アイテムを披露。「GR8 HIACE NARROW BODY KIT」は標準ボディに絶妙な低さとスポーティさを与えるキットで、カーボンボンネットとフロントハーフスポイラー、サイドステップ、リアアンダーライナーなどの組み合わせ。さらにルーフテントやベッドキット、テーブルなどを備えたバンライフ志向の「OUTDOOR GR8」も展示していました。

 さまざまなガレージアイテムをリリースして、その使い勝手の良さからアウトドア派からも支持を集めている「ゴードンミラー」も、ハイエースをベースにした「GMLVAN V-01」を出展。丸目4灯のクラシカルなフェイスで、インテリアは大部分が無垢のリアルウッドに覆われたくつろぎ仕様でした。

 同じく丸目のハイエースでも、「ボクシースタイル」の「NEW ZERO型フィスチェンジフルセットVer.6改良型」は柔和かつスポーティな丸目2灯。レーシングカートのトランポ仕様のデモカーで、ヘビーデューティな「はたらくクルマ」としてのイメージを強調させています。丸目カスタムは最近のトレンドですが、幅広いテイストが展開されているのが面白いところです。

ディーラーが提供する「俺のキャラバン」

 ハイエースの永遠のライバル、キャラバンも負けてはいません。兵庫県に本拠を構える「日産プリンス兵庫」では、キャラバンのカスタマイズパーツ専門店である「Body Line」とタッグを組んで「俺のキャラバン」と称してカスタマイズモデルを販売。多彩なスタイルのキャラバンを展示しました。

 ベッドキットやインテリアパーツなどもすべてディーラーで購入できるので、新車購入時のローンに組み込んで、車両のローンとカスタマイズのローンを一本化することができるのが大きな魅力です。アフターマーケットとディーラーが協力することで、安心して乗れるカスタムカーがこれから増えていくかもしれません。

* * *

 2023年の大阪オートメッセは1年前より大幅に出展数が増え、500台以上のカスタムカーが集結する予定です。2月10日~12日はインテックス大阪へ足を運んでみることをお勧めします。

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